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「ポンチング&エンジェリングⅣ」:「P世代物語」PによるPのためのPの時代

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【現在のイコン・シリーズ】ショート・ヘアード・マリア(スリーピング・マドンナ)※この記事とは関係ありません
※注:「ポンチング」・「エンジェリング」及び「ジェネレーションP=P世代」は「2023年P流行語大賞」にノミネートされています。(と言っても、他にノミネートされている流行語はありません)
どうも、こんにちは。
前の記事からの続きです。

今回は、「ポンチング&エンジェリング」の中の「エンジェリング」について説明していきます。

その前に、お断りしますが、ここで私が「P世代=ジェネレーションP」と言っているのは、「いま」と言う時代であり、その「いま」の中に生きている人たち全員のことです。
だから、もちろん私自身も例外ではありません。
(この記事だって一種の「ポンチング」なのかもしれませんからだまされないように)

「いま」と言うのは、現時点から10~20年程前あたりから、現時点から5~10年後までを想定しています。
つまり、最大で30年ほどの期間を「P世代=ジェネレーションP」と呼んでいます。
だから、「Z世代」などと言う言葉のように「○○年以降に生まれた世代」などと、今いる人たちの世代を区別するための言葉ではありません。
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さて、改めて、「エンジェリング」についてです。

まず、前に「エンジェリング」は、「現在人(イマジン)=P人類」の持っている『自分が「天使のようにいい人」だと思われていたい』と言う願望から発生している行動パターンだと書きましたが、それは、象徴的な意味で言ったことで、必ずしも「天使のようにいい人」だけとは限りません。
前にも書きましたが、「才能のある人」や「個性的な人」や「頭のいい人」や「何でもできる人」なども、すべて、「エンジェリング」と同じように「P人類」の願望の対象に成っています。

ただ、「いい人」や「カッコいい人」などは、最もこの「P人類的な自己実現」という現象を象徴しているモノで、すべての「P願望」が、それらに集約されているといってもいいと思います。
なぜ、「いい人」や「カッコいい人」が最優先されるのかと言うと、「現在人(イマジン?)=P人類」が最も望んでいるのは「体裁」や「見栄」のような「実態のない表面だけのイメージ」だからです。

普通に考えた場合は、「形だけ」よりも「実態がある」方がいいと思うわけですが、「P世代」においては、それは、もう、通用しません。

「実態のあるモノ」と言うのは、必ず長所と短所がありますし、「実力」は「努力」しないと手に入りませんが、「形だけの評価」や「表面的な見せかけだけの能力」であれば、見せかけだけなので「長所」だけを見せるようにすることも可能だし、「努力」しなくても自分が如何にも優れた人間だと思わせることも出来てしまいます。
少なくとも、一時的にであれば、そういう「見せかけ」を作り出すことは割と簡単に出来てしまいます。

この都合のいい「見せかけ」こそが、「蜜の味」なんです。
だから、そこに脳内物質が分泌されてしまうわけです。

まぁ、要するに「ハッタリ」という奴ですが、その「ハッタリ」をかましている人が居ても、「いま」は、誰一人それに対して「ツッコミ」を入れません。
なぜなら、みんな「エンジェル」で居たいからですね。
そういう、波風を立てるようなことを言うと、「エンジェル=天使」から「人間」に格下げされてしまうので、誰も言わないということです。

それで、一時的にしか通用しないハズの「ハッタリ」や「見掛け倒し」が、「P世代」においては、長期間にわたって通用するように成っているんですよね。
だから、「蜜の味」に成ってしまうわけです。
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「エンジェリング」と「ポンチング」は、もとはと言えば同じモノなんです。
けっきょく、どちらも「見栄ッパり」や「ハッタリ屋」が、その自分たちの恥部を隠しあっているということなんですねぇ。

つまり、「ポンチング」⇒「エンジェリング」⇒「ポンチング」⇒「エンジェリング」と言う繰り返しによって、どんどん「ポンチ」と「エンジェル」が多数派に成っていくことで、自分たちが「いかれポンチ」であり「Pエンジェル」であることをお互いに隠しあっていられるので、そういう、バカバカしいくらいのデタラメを正当化できてしまうわけです。

この「実力」や「実態」が無くても、「見せかけだけの評価」を得られるという「蜜の味」に脳内から快楽物質が分泌されてしまった「P世代」の「P人類」たちは、自分たちがいかに「いかれポンチ」なことをやっているかも、いかに「いい人ぶったヒトデナシ」に成ってしまっているのかも、もう、わからなくなってしまうので、自分で止めることは出来ませんし、大多数の人間が「ポンチ&エンジェル」に成ってしまっているので、誰も止める人も居ません。
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さて、かなり救いようのない「P世代=ジェネレーションP」の実態が見えてきたところで、次は、「Pエンジェル」も時々切れることがあるという話です。

to be continued…
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上の絵に合わせたB.G.M.
[R.L. Burnside - Short Haired Woman]


「ポンチング&エンジェリングⅢ」:人は「ビリー・ザ・ブート・ポンチ」で無敵の「Pエンジェル」に成る!

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【現在のイコン・シリーズ】ショート・ヘアード・マリア(スリーピング・マドンナ)※この記事とは関係ありません
※注:「ポンチング」・「エンジェリング」及び「ジェネレーションP=P世代」は「2023年P流行語大賞」にノミネートされています。(と言っても、他にノミネートされている流行語はありません)
どうも、こんにちは。
前の記事からの続きです。

※「ビリー・ザ・ブート・ポンチ」とは、元海兵隊の鬼教官が考案した「Pエクササイズ」専用のビデオで、名曲「踊るポンポコリン」に合わせて、踊りながら「フィジカル・ポンチング」出来るということで20年ほど前に話題になったことがありますが、「いま」は「誰でも手軽にポンチング出来る時代」=「P世代」に突入したため、需要が無くなり幻と化した伝説的ビデオです。
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前の記事では、「ポンチング&エンジェリング」が「いま」に特有の現象だという感じのことを書いたんですが、本当は、この「ポンチング&エンジェリング」は「いま」だけでなく、昔からあったものだと思います。

それでも、あえて「ポンチング&エンジェリング」が、「いま」を象徴する現象だと思うのは、「いま」の「ポンチング&エンジェリング」には際限がないからです。

確かに、昔の時代にも「ポンチング&エンジェリング」はあったと思いますが、「いかれ的ポンチ」も「無理やり的いい人」も、どこかで、誰かに止められていたと思います。
ところが、『誰ひとり、それを止めようとしない』と言うのが「いま」の「ポンチング&エンジェリング」の特徴なんです。

それで、「ポンチング&エンジェリング」が「無制限いかれポンチ」や「無制限Pエンジェル」に成ってしまうので、「いま」と言う時代全体が、「P世代=ジェネレーションP」に成ってしまったということですね。
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どうして、「いま」の中では「ポンチング&エンジェリング」が無制限に成ってしまうのかと言うと、昔は10人の人を集めた場合、その中に「いかれポンチな人」は、せいぜい1人か2人しかいませんでしたが、「いま」はそれが7~8人ほど居るといってもいい状態で、むしろ主流派になってしまったので、止められなくなってしまっているわけです。
多数決が「ポンチング」を生み出してしまう原因になっているのも、そのせいですね。

それから、もう一つの理由があって、それが、「エンジェリング」なんですねぇ。
つまり、「ポンチング」と「エンジェリング」が、両方とも主流に成ってしまったことで、止める人が居なくなってしまったということです。
おそろしいですねぇ。

『そこの、あなた、笑ってる場合じゃないですよ!』
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たとえば、恐ろしく「いかれポンチ」なことをしている人が居たら、きっと誰かが止めるだろうと思うのが普通ですが、「ポンチ主流」の世の中では、「ポンチ」同士が庇い合うので、その「止めた人」は「9対1」とか「8対2」で、必ず「ワル者」にされてしまうんですねぇ。
そういう状態になると、『天使のようにいい人でいたい』と思っている「P人類」たちは、絶対に「ワル者」には成りたくないと思っているわけですから、だれも止めません。

そう成ると、もう「ポンチ野放し&ポンチやり放題」状態です。

しかも、「エンジェリング」すると、誰からも批判されずに「いい人」で居られるので、『いかれポンチを支持すればするほど「いい人」に成れる』ということに成って、とうとう「Pエンジェル」に成ってしまうというわけです。

ポンチ!ポンチ!ポンチ!
もっと、強くポンチだ‼

右だ、今度は左だ、もっと高く足を上げろ!
そうだ、もっと、早く腕を振れ‼
ポンチ・ポンチャー・ポンチェスト

そうだ、いいぞぉ
ポンチ!ポンチ!ポンチ!
Go Go Go!!!!

さぁー次は、ポンポコリンするぞぉー❣
P P P ❣❣❣❣❣

※「ビリー・ザ・ブート・ポンチ」(廃版)より

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まぁ、そんなことから、「ポンチング&エンジェリング」が「いま」特有の現象に成ってしまっているということですね。

次は、「エンジェリング」について、もう少し詳しく解説いたします。
『しなくていいです』
「でも、次の記事を読むと「幸福」が引き寄せられる法則があるんですけどいいんですか?」
『お願いします』
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さて、問題です。
上の会話の中に「ポンチング」はいくつ含まれているでしょう?

to be continued…
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上の絵に合わせたB.G.M.
[Dave Rawlings Machine - Short Haired Woman Blues]


制作中5:人物画の表情やポーズを動かす

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【現在のイコン・シリーズ】ショート・ヘアード・マリア(スリーピング・マドンナ)

どうも、こんにちは。
今、構想段階の人物画の表情やポーズを動かす動画に使おうと思っている絵の続きです。

前に描いた絵を修正しただけなんですが、主に後ろ髪を短くしてショートカットにしたことで、かなり現代人風に成ったと思います。
それで、「ショート・ヘアード・マリア(スリーピング・マドンナ)」=ショートヘアの聖母と言う名前を付けました。

これは、ブルースの[Lightni'n Hopkins - Short Haired Woman]と言う曲に由来しているんですが、この名前はかなり気に入っています。
(ただし、ライトニング・ホプキンスの曲は、この絵にはちょっとエグ過ぎるので下の曲を選びました。おそらく、こちらが原曲だと思いますが、ハッキリしたことはわかりませんでした。)

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上の絵に合わせたB.G.M.
こういうカントリーの曲には「~ブルース」と言う名前の曲がけっこうあるんですよねぇ。
でも、写真を見ると古い時代の曲なんでしょうが、けっこう現代的なアレンジに成っていて、ビートルズ(例えばジョージ・ハリソンの)の曲だと言われたら、そう思ってしまいそうな気もするんですが、どうでしょうか?(ビートルズってもう現代じゃないか?)
[Dave Rawlings Machine - Short Haired Woman Blues]

「ポンチング&エンジェリングⅡ」:「P世代の恐怖」

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※注:「ポンチング」・「エンジェリング」及び「ジェネレーションP=P世代」は「2023年P流行語大賞」にノミネートされています。(と言っても、他にノミネートされている流行語はありません)

どうも、こんにちは。
前の記事からの続きです。

さて、「ポンチング&エンジェリング」の話なんですが、両方とも私が勝手に作った言葉なので、読んでいる方には意味が分からないと思いますので、説明いたします。

「ポンチング」については、前にも書いたことがあるんですが、「いま」という時代の中で、「おかしなこと」がどんどん雪だるま式に膨らんでいって、「とんでもなくおかしなこと」つまり「いかれポンチ」に行き着いてしまうことを私は「ポンチング」と言っています。

こういうことを言うと、ふざけていると思う人が、居るかもしれませんが、完全にまじめに言っています。
つまり、「バカバカしいはずのこと」がバカバカしく無く成ってしまうということこそ「ポンチング」の真髄と言うことですね。

まぁ、とりあえず「ポンチング」の方は、そういうバカげたことが通用してしまう「いま」を象徴する現象だと思ってください。
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次に、「エンジェリング」の方は、どういう意味かと言うと、「エンジェリング」は、「いまの人」が非常に強く持っている願望のようなモノから来ていて、それは『他人から評価されたい』と言う願望ですね。

その一番典型的な例が『天使のようにいい人だと思われたい』という願望だと思うんですよね。

もちろん、「いい人」に限らず「才能のある人」や「個性的な人」や「頭のいい人」や「何でもできる人」なども、すべて、この願望に含まれますが、そういう先天的要素については、諦めてしまっている人でも、『「いい人」ぐらいだったら自分も行けるんじゃね?』と思っていることが非常に多く、そういうことから、「エンジェリング」が爆発的流行に至ってしまったというわけです。

でも、もちろん、『天使のようにいい人』なんて、どこにも居ません。
と言うことで、実際には「いい人」でなくてもいいから、『いかなる手段を駆使してでも「いい人」だと思われてやるぞ!』と言う強力な自己実現を行ってしまうのが「エンジェリング」なんですねぇ。

『そんなこと、上手くいくわけないだろ!』

いえいえ、上手くいくんです。
「いま」はこれが出来てしまう時代なんですねぇ。

なぜなら、「いま」が「P(ポンチ)世代」だからです。
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次からは、「ジェネレーションP=P世代」がいかに恐ろしい時代であるかを解説していく予定です。

念のため言っておきますが、絶対にふざけてませんからね‼
あまりにもに恐ろしいので、ヘラヘラしているように見えるかもしれませんが、2000%マジらぶ❕
(とりあえず若者っぽい言葉を駆使することを目指して止まない「老人A(初期高齢者)」)

to be continued…

「ポンチング&エンジェリング」で「ジェネレーションP」は「おどるポンポコリン」をいつまで続けられるか?

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※注:「ポンチング」・「エンジェリング」及び「ジェネレーションP=P世代」は「2023年P流行語大賞」にノミネートされています。(と言っても、他にノミネートされている流行語はありません)
どうも、こんにちは。

前に、こちらの記事にも書いた「ポンチング」についての話です。
上の記事は【「いま」を象徴している言葉は「多数決」】と言うタイトルで、「大規模社会における多数決」が必ず「いかれポンチな結論」を導き出してしまって、「いま」が「ポンチング時代=ジェネレーションP」に成ってしまっていると書いたんですが、たぶん共感してくれた人は、ほとんどいなかったと思います。

今回は、「ポンチング」に加えて「エンジェリング」と言うことを書いて行こうと思います。
もちろん、共感してくれる人はほとんど居ないでしょうねぇ。
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さて、「ポンチング」が「いかれポンチ」から来ている言葉なのに対して、「エンジェリング」とはどういうことかと言うと、『自分のことを天使のように「いい人」だと思っていたい』という人間の願望が、「いま」と言う時代の中で「ポンチング」と混ざって「いかれポンチ」に成ってしまった結果、『自分が他人から「いい人」に見られるためなら「悪い人」であってもいい!』という、まさに恐ろしく「べりー・ポンチェスト」な結論に到達してしまうというのが「エンジェリング」の特徴です。

と、まぁ、こんな記事を書いて行く予定です。

一応、読んでいる人が居るというバーチャルな設定で書いて行きますので、よろしくお願いいたします。

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※下の二つの「詩のような題=ポエティック・タイトル」は、二つとも上の絵の題です。(今回「ダブル・ネーム」にしました)

『いでんしが しはいする せかい』

それは 
にんげんが よくぼうに あっとうされ 
しょうどうに しはいにされる せかい
そして それは
やさしさや よわさが はいじょされ 
つよさと よばれている ぼうりょくが しはいする せかい


いでんしは つねに 
つよさを せんたくし よわさを はいじょする
いでんしは つねに 
よくぼうを せんたくし やさしさを はいじょする
こんきょは ない

はいじょされるのは きまって にんげんせい
こんきょは ない


いでんしは たいこの じょうほう 
だから 
まだ にんげんせいには たいおう していない
だから
いまも サバイバルを せんたくする

とりあえず いまは 
そんな ひつようが なくても
こんきょ なく
つねに いきのこりを せんたくする

ひたすら どんよくに



そうやって いつも せいめいの しゅは ほろんできた

いま にんげんも 
その わかれみちの まえに たっている



ほろびるのが あしたでは ないと いうだけだ


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[Muddy Waters - The Same Thing]



◇       ◇       ◇


ひとが いきると いうことは
しぜんに いきさせられると いうことに ちがいない


すべては はなから きめられている
じぶんで きめられることなど ひとつも ない

しぜんの ままに いきるとは 
おそらく そういうことだろう


つまりは 
すべて きめられたとおりに いきさせられると いうことだろう


それで いいのかも しれないが
それで じゅうぶんなのかも しれないが


じぶんで きめる みちも ある

もちろん そんを かくごで

しぜんに さからって 
とくなことなど ないだろう

おおきなものに はむかえば
きっと ろくなことは ないだろう


それでも じぶんで きめる みちは ある


『いま きみも その わかれみちの まえに たっている』

ぼくと いっしょに


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いつ聞いてもほれぼれするねぇ。
[The Davis Sisters - On The Right Road He Said]


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