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Category「額」について 1/1

絵画作品の額装について(日本人として思うこと)

現代アート作品の展示を見ると、平面作品で額装していないものが多いようですけれど、そういう展示を見ていつも思うのは、この「無額」には本当に意味があるのかな?ということです。現代アートの流れを考えれば「無額」はごく自然なことだと思うのですが、それだけに、当たり前でちょっとつまらないなと思ってしまうわけです。作品の中で攻めて(チャレンジして)いるものであればあるほど、その「無額」が、ややシラケて見えてし...

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「絵」と「額」で迷宮のような世界を表現したいのです

このブログの中でも何度か書いているのですが、私は、いま「額」の制作にはまっていて、どちらかと言えば「絵」を描いている時間よりも、「額」を作っている時間のほうが長いくらいなのです。なぜそんなことをしているかと言えば、どうしても「絵」と「額」の相乗効果を生み出すことによって、「迷宮」のような世界を表現したいと考えているからなわけなのです。これは言葉で表すのは難しいですが、平面としての「絵」の世界と、立...

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「絵」と「額」で迷宮のような世界を表現したいのです(続き)

前の記事の続きになります。迷宮と書いてしまいましたけれど、そんなに特別なことをしようと言うわけでもないのです。むしろ、これまで「額」というものが、あまりにも決まりきった形であったのではないのかなと、そういう気持ちから始めたことなわけで、ただ、そこで、『それなら、額に入れなければいいじゃないか』ということが嫌だったということです。ですから、今までなかったものが作りたいと言うよりも『なんで今までなかっ...

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いま「額」な理由と、いま「和」ではない理由

いま、私は「絵」とともに「額」を制作しようとしているわけなんですね。と言っても、まだ納得のいくものは出来ていません。しかも、木工作業に慣れていないこともあって、時間がかかってしまい、去年は、「絵」を描く時間が極端に少なくなったので、「絵」のほうでは、習作が三点、本作と言えるものは二点しか描けませんでした。さらに言うと、そんなに時間をかけたにもかかわらず、「額」のほうは、試作品が二点と、途中まで作り...

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「現代美術」が「額」を拒否するに至った理由

「現在形の絵画」に置いては、「額」は拒否されていると言っても過言ではないように思うわけです。でも、そもそも、なんで「額」は拒否されてしまったんでしょうか?まず、私自身のことで言うと、「額」が「権威の象徴」のように感じられたということがあるんですね。「額」と言うのは、けっこう高価なものですし、歴史的に見ても、ヨーロッパの王宮などを絢爛豪華に飾ることで、発展してきたものですから、「絵」をゴージャスな調...

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「額の意味」

絵を額装しないことは、もはや”当たり前”と言っても過言ではなくなってきているわけですが、私は、やっぱり「絵」にとって「額」は必要なモノなんじゃないかと思っているわけです。現在の傾向として、「現代アート=自己表現」であればあるほど「額装しない」と言う感じもあると思うんですけど、私は、むしろ、それとは逆に、「自己表現」であるからこそ、「絵」を「芸術」として独立した状態に保つために、「額」は必要だと思うわ...

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「絵の中の枠」と「絵の外の枠」

さて、前の記事の続きに成ります。「額」には「新たな額の意味」が与えられる必要が出てきているんじゃないかと言うことです。そのためには、「絵の中の枠」と「絵の外の枠」という考えが有効だと思っています。つまり、「絵の中の世界」と「絵の外の世界」それぞれに「枠」を設定して、その二つを絡ませることで、「外の世界」と「中の世界」をつなぎ合わせようというわけです。なんでそんなことをするのかと言えば、「多重化」す...

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「絵の中の枠」と「絵の外の枠」(続き)

前の記事の続きです。次は、「絵の外の枠」の方です。これが、いわゆる「額」に成ります。ただ、今までにあるような「額」とは少し概念が違ってきます。今までの「額」は、あくまで「絵」をショーアップするためのモノ、つまり「絵を見やすくするためのモノ」でしたが、この「絵の外の枠」では、「絵」との相互作用が「多重化の条件」に成ってきますので、結果として、「絵」を見せるためと言うよりも、「絵」に対して働きかけると...

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「自立する額」は「額」と呼べるのか?

私は、「絵」だけでなく「額」も作っていきたいと思っているんですけど、それが、なかなか大変で「構想止まり」な状態なわけなんですねぇ。にも拘わらず「構想」の方だけは、変化していくもので、現在、「二重の額」という「構想」も持っていますし、それに加えて、以前から「自立する額」と言う「構想」も持っているわけです。「二重の額」の方は、「額」を作りはじめた後から、試行錯誤しているうちに出てきたものなんですが、「...

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