FC2ブログ

Archive2014年08月 1/1

「性差」について

性別やそれに付随する役割については、ジェンダーと言う言葉で呼ばれていますが、そういった、性別によって生じているさまざまな「差」が、論争のテーマに成ることが多いわけです。これは「性差」に限らず、あらゆる「差」についても言える事かと思うのですけれど、そこに「差」が生まれるのは、そこに違う種類ものがあるからで、同じ種類のものしか無ければ、「個人差」以外の「差」が生まれることはあまり無いわけです。つまり、...

  • 2
  • 0

「言葉の仕掛け」というもの

言葉には「言葉の仕掛け」に成りやすい性質があると思うのです。ここで言う「言葉の仕掛け」とは、表面上はその言葉の示す通りの意味に見えていながら、その裏側に、それとは違う意味や方向性を持ってしまっている言葉のことを指しています。それは文学表現上の「隠喩」というのに似ていなくもないわけですが、そちらとの違いは、「隠喩」があらかじめ意図されたものとして、敢えて、表と裏の二つの意味を与えられているのに対して...

  • 0
  • 0

一極集中的な性質を「才能」と呼び続けたことの間違い

このブログで前にも書いていることですが、現在、芸術において「才能」という言葉を使うことには、疑問を感じざるを得ないわけなのです。だいたい、「才能」と言うと、一つのことに突出した能力を持っている人や、幼いうちから、高い能力を示した者というイメージがありますけれど。でも、その「突出した能力」や「高い能力」と言うのが、何を基準にしたものなのかが、全くもってはっきりしない場合が多いわけです。例えばの話、絵...

  • 0
  • 0

事実は曲げられないということ

『事実を捻じ曲げることはできない!』と言うと、『はい、それは確かにそうでしょうね』ということに成って、そこで話が終わってしまうわけですけれど、『現実には、事実は捻じ曲げられているのではないのか?』と言う疑いを完全に断ち切るのは、簡単ではないわけなのです。現実の世の中を見渡せば、情報操作や捏造された報道、独り歩きした噂話の類まで、いろいろな種類の「捻じ曲げられた事実」が沢山あるわけです。でも、やっぱ...

  • 0
  • 0

芸術が社会現象の発端であると考える理由

私はこのブログの本題である「宣言文」の中で、「芸術」や「哲学」と言うのは、世の中に起きていることに対して、或は、これから世の中に起きることに対して、少なからぬ責任があって、芸術者や哲学者を名乗る者は、その責任を感じて、創作や探究に当たるべきであると言っているわけですけれど、それは、いささか「芸術」や「哲学」を偏重した見方なのではないのか?と思う方もおられるのかもしれません。 ※「芸術者」:「創作者...

  • 0
  • 0

人生で、回数が決まっていること

ある時、ふとしたことで思ったのですが、人生の中で、食事の回数はだいたい決まっているなと。だとすると、一回美味しくない物や食べたくない物を食べると、結果的に、おいしいものを食べる回数が一回減ってしまうわけで、それを意識するようになってからは、私は極力、食べたくないものは食べないようにしているわけなのです。(私はほとんど嫌いなモノがないので、これは「好き嫌い」の話ではありません)でも、これはよくよく考...

  • 0
  • 0

「反対側の視点」を持つこと

芸術の創作に関して、何か一つの考えが頭の中にあるとき、その考えに捕らわれて「反対側の視点」が抜けてしまうことがあるわけです。その時、その考えが大事なのであれば、「反対側の視点」なんて要らないのかもしれませんけれど、私は、「反対側の視点」を抜きに考え続けることはできないので、初めから「反対側の視点」を持つように心がけているわけなのです。「反対側の視点」が抜けたまま考えたことが、その時は、とてもいいと...

  • 0
  • 0

「人間のジェネレーション」と「時代のジェネレーション」

ジェネレーションと言うと、世代なわけですけれど、その世代とは何の世代なのでしょうか?たいていの場合は、「人間の世代」を指して言うことが多いと思うのですけれど、時代そのものの世代を指していう「時代のジェネレーション」の場合もあると思うわけです。それは、「時代の世代」という、ちょっと変な言い方になってしまうわけなのですけれど、それはともかくとして、「政治」や、「教育」などのような国家の成り行きを左右す...

  • 0
  • 0

全てのものは、何かと何かのあいだにある:二つの間の張力を高めること

この世の中の全てのものは、何かと何かの中間にあるのだと思うわけです。両極の間と言ってもいいし、上と下の間と言ってもいいし、良いと悪いの間と言っても言ってもいいわけですけれど、どんなものでも、一つの性質に徹底することはできなくて、それとは違う性質が混ざっていて、そういう中で、それらの性質の中間のどこかにあると言ってよいのだと思うのです。芸術で言えば、「具象」と「抽象」や「立体」と「平面」また「純粋性...

  • 0
  • 0

全てのものは、何かと何かのあいだにある:圧力を高める

前の記事の続きです。前の記事で、「張力を高める」と書いたのですけれど、これは、どちらかと言うと「圧力を高める」の方がシックリと来るかなと思ったので追記いたします。つまり、二つの極に向かって広がっていくと言うよりは、むしろ、二つの中間の一点で、力を込めて圧縮するというような感じです。「凝縮する」と言った方がいいかもしれません。ただ、これはうまくいった場合ということでしょうね。いずれにしても、両方向に...

  • 0
  • 0

誰のことも、見捨ててはいけないと思うのです

人と言う生き物は、社会から見捨てられると生きて行けないと思うわけです。だから、どんな人も見捨てられてはいけないと思うのです。募金とか寄付と言うのがありますけれど、あれは、「金銭の施し」ではないと思うのです。あれは、『あなたたちを見捨てていませんよ』と言うサインなのだと思うわけです。そして、受ける側も「お金」を貰っているのではなく、『自分たちが社会から見捨てられていない』というアイデンティティを受け...

  • 0
  • 0

今も、日本人は「集団暗示」に陥ってませんか?

ハッキリ言って、日本人は、集団暗示にかかりやすいと思うのです。第二次大戦中の話でよく聞くのが、『あの時は本気で、B29を竹槍で落とそうと思っていた』という話です。「タケヤリ」ですよ。「突いて」ですよ。何千フィートとか届かないですよね。また、『神の国である日本が、負けるわけないと思っていた』なんて言うのもあります。そこにあるのは、理屈でも、理由でも、根拠でもなく、「集団暗示」なわけです。要するに、い...

  • 0
  • 0

「前向き」は現世利益の宗教と同じでは?

現在、「前向きに生きること」は、ほぼ全面的に肯定されているわけですけれど、これは、構造的には、ほとんど「現世利益」を謳った宗教と変わらないと思うわけです。つまり、「前向きに生きること」で『こんなにいいことがありますよ』と言っているわけで、『お賽銭を入れる』と、『何かきっとご利益がありますよ』と言うのと、あまり違わないわけです。実際は、「宗教」も「前向き」も、高い見識をもって、言っている人もいるのだ...

  • 0
  • 0

「ポジティブ」過ぎなんじゃないでしょうか?

このブログでは、何度か繰り返し言ってきていることなのですけれど、現在の日本では、「ネガティブ」であることが忌避され過ぎていると思うわけです。でも、だからと言って「ポジティブ」が悪いというつもりは、まったくないわけなのです。と言うよりも、私自身どちらかと言えば「ポジティブ」側でもあるわけです。ですから、「ポジティブ」であることは、いいことだと思っていますし、「ネガティブ」を全面的に肯定すべきだとも思...

  • 0
  • 0

「画面をコントロールすること」と「偶発性に任せること」

絵を描くときに、技術によって画面をコントロールしようとするタイプの描き方と、ある程度(または全面的に)偶発的に現れてくる効果を大事にしていこうというタイプの描き方があると思うわけです。私の場合は、画面を常に把握していたいという気持ちはあるのですが、それは、感性の部分だけで技術によってコントロールすることには、それほど興味が行きません。(まったく興味が無いということでもないですけれど)また、制作の過...

  • 0
  • 0

「直面すること」で感動します

前の記事の続きになります。私の場合、技術的な絵よりも偶発的な効果が現れた絵の方に『感動してしまう』ということを、前の記事で書いたわけですね。その「感動」が、どこからどういう理由でやってくるのかはよくわかりませんけれど、一つ言えることは、『自分の実力で達成した』という感じが希薄なので、自分の作品でも、どこか100%自分のものでないような、つまり、客観的な視点で、見ることができるということかなと。だか...

  • 0
  • 0

「直面すること」と「予定調和ということ」

これも、さらに前の記事の続きです。私は「直面すること」に感動している自分に、いまさらながらに気が付いたわけですが、その「直面すること」とは、いったい何なのかと考えるわけです。それは、おそらく「予期せぬ出会い」のような、先入観や、予備知識や固定観念のような「お膳立て」に成るものがない状態で、頭の中に、ダイレクトな感じで〝パンッ"と入って来たものとの出会いなのかなと。技術を駆使した絵と言うのは、どうし...

  • 0
  • 0