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Archive2017年11月 1/1

「逆転」と「反転」

「芸術の20世紀」におけるもっとも重要なテーマは「既成」に対する「逆転」であったのだと思うわけです。だから、一度「既成の概念」をすべて破壊する必要があったんだと思います。しかし、「破壊」自体は真の目的ではなく、ひとつの考えから抜け出せなくなってしまった状況をひっくり返しして、新しい展開を生み出すことができさえすれば、それでよかったんじゃないかと思うわけです。ところが、その「逆転」を「正統」に祭り上...

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「芸術」と「技術」

「芸術」と「技術」は、とても近いもののように見える時もありますが、実は、かなり相反した性質を持っているものだと思うわけです。まず、「芸術」には、人を解放する性質がありますが、「技術」には、人を拘束する性質があります。少なくとも、現在のように、機械化が進んだ社会においては、「技術」と言うモノは「工業化」を意味するところが大きいわけです。つまり、人を「ある限定された目的に沿って効率的に行動させるもの」...

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「社会」と「個人」

「人間社会」のことを、よく「高度に発達した社会」などと言ったりしますけど、実は、「社会」という仕組み自体は、必ずしも「高度なモノ」でもないんじゃないかな?と思うわけです。確かに、「人間の社会」は複雑だし高度化した形態の「社会」であるとは思いますが、それを言ったら、「アリ」や「ハチ」の「社会」だって十分に高度で複雑なんじゃないでしょうか?でも、だからと言って、「アリ」や「ハチ」が「人間」と同じような...

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「自作の筆」の価値:(画像追加しました)

この記事は、2年ほど前に書いた記事なんですが、その時は画像が無かったので、追加しました。「続きを読む」をクリックすると画像があります。(上の画像も今回挿入したものです)私の場合、「絵」に使う道具類で、いろいろと「自作」しているものがあるわけですね。 ※このブログでも「自作大型アトリエ・イーゼルの作り方と  「自作キャンバス木枠の作り方]と言う二つの記事を書き  かけたんですけど、これらを画像なしで説...

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「長い題」=詩のような題(その3)

「長い題」(その3)です。『こんなの読む人居るんだろうか?』っていう疑問はあるんですが、『いや、そんなことは無い!・・・たぶん・・・』と言うことで。『 』の中は、その絵を呼ぶ「ニックネーム」のようなものです。(本当は、フルネームで呼んでもらったら最高ですけどね。落語の「寿限無」みたいで!)あぁ、言い忘れてましたが、「絵」の「題」です。あくまで「タイトル」として作っています。その辺はこのカテゴリの最...

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「権力」と「カネ」の逆転

昔ならば、「権力」のあるところに「カネ」が寄って来たんだと思うわけですが、今はそこのところが逆転してきていて、「カネ」のあるところに「権力」が出来上がってしまうということが多くなってきていると思うわけです。要するに、封建的な世の中だったころには「身分の格差」がハッキリしていたので、身分が高い人の所に無条件で初めから「権力」があったわけですね。(まぁ、その身分のモトに成っていたのは「武力」でしょうが...

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「抽象」とは「モノ」に迫ること

「抽象」というのは、本来、「本質に迫ること」なんだと思うわけですが、現在はその辺のところが、ややズレていて、「具象でないこと」や「形を曖昧にすること」こそが「抽象」や「抽象化」であるという傾向があると思うわけです。確かに「本質」は「外見的な形」とは違いますし、「具体的に現しにくいモノ」ではあると思いますが、必ずしも、「形」や「具体性」と対立するものでもないと思うわけです。要するに、「絵」の中で創り...

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「絵」はどこまで広がれるのか?

「絵の世界」はどこまで広がれるのか?という話です。最近の「絵」の展示で、額装しない代わり(?)に、布などで取り巻いたり、それを天井や床まで広げたりするような展示の仕方が増えているように思うわけです。(「絵」を中心とした「インスタレーション」という方向?)こういう展示方法にはけっこう興味があって、惹かれてもいるんですが、この手の展示を見て思うことは(ネットで見つけたりしただけで、実際に見に行ったのは...

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「種類わけ」と「身分わけ」

「範疇分け」という作業を嫌う人も結構いると思いますが、私は「種類」を分けることはとても重要なことだと思っているわけです。なぜなら、「種類」を分けないことから「差別」が生まれることがとても多いからです。「人種」にしても「民族」にしても「宗教」にしても、他のどんなことにしても、「種類」を分けないで「違うモノ」を「同じモノ」として考えようとすると、必ずどこかに無理が出てきて、相手を「差別」するように成る...

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「美術史」とは「芸術の崩壊の歴史」なのかも知れない?

これを言うと、また「古典回帰論者」と思われてしまうのかも知れないんですけど(実際は、そんなこと一言も言ってないんですけどねぇ)、近代以降の「美術史」って、結果的には「ゆるやかな芸術の崩壊の過程」であるという側面があると思うわけです。その時代の「様式」とか「スタイル」等ということを無視して言うなら、「ギリシャ彫刻」や「ルネサンス美術」の段階で、「美術」が一つの完成形に到達していたと言うことは出来ると...

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