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「盆栽のような絵」



最近になって感じるように成ったことなんですけど、『もしかすると、自分は「盆栽みたいな絵」を目指しているのかも知れないなぁ』と思ったりするわけです。


「盆栽」と言うと、やや「年寄りくさい」と言うようなイメージがあって、若者には敬遠されがちなようですが、自分が「年寄り・寄り」に成って来たから言うわけじゃないですが、というより、私の場合「年をとること」を尊敬していこうと思っているので(じゃないと、死ぬ時には、すべての人が必ず自分を尊敬できなく成るわけですから)、「年寄りくさい」ということ自体が必ずしも悪いことと言うわけでもないんですけど、まぁ、それはともかくとして、「盆栽」って、すごく小さいのに、ナニカこう『ギュッ!』っと凝縮した感じがして、『つまってるなぁ、じつに!』と思うことがあるんですね。


実際、「盆栽」って、チッチャクても『樹齢百年?』みたいなものもあるんだとすれば(よく知りませんけど)、本当の意味で、確かに時間が凝縮されていると言えるわけだし、本来ならば「大木」に成っているはずの樹木を小さくしているということは、物質としても「何十メートル」が「何十センチ」くらいに凝縮されているということですから、その「凝縮度」は相当なもんだろうと思うわけなのです。

それで、考えてみると、自分の「絵に対するスタンス」と言うのもこれに似ていて、出来る限り「長期間制作」や「小さい絵」や「芸術の多重化」と言うことを目指していますから、時間や空間や表現を凝縮していきたいなと思っているわけです。


このことに気づいたきっかけは、自分の描いた絵の中で、『まぁ、まぁ、気に入ってるかな?』と言う「絵」に、自分なりに「ニックネーム」のようなものをつけて呼んでいることがあったりするんですけど(「題」とは別にです)、そういう「ニックネーム」の中で、ある「絵」の「ニックネーム」が『盆栽くん』だったんですねぇ。


その「絵」は、たまたま、本当に「盆栽」みたいだったので、『盆栽くん』と呼んでいたわけですが、私の場合、偶然出来てきてしまった形を発展させていくことが多いので、これも全く偶発的に出て来た形だったんですが、あとで見ていると、だんだん「盆栽」に見えてきて、その後は、もう「盆栽」にしか見えなくなってしまったというわけです。

それで、その「絵」のことを『盆栽くん』と呼ぶように成っていたわけですけど、でも、よくよく考えてみると、偶然、「盆栽」に似ていたんじゃなくて、実は自分が「盆栽のようなナニカ」を求めていたんじゃないか?

そういう、心のどこかで求めていたナニカが、形になって表れて来たんじゃないのか?と。
そう思うように成ったというわけですね。

そして、そう考えると、「多重化」や「長時間制作」(これを「スロー・アート」と呼んでいます)など、いろいろと「パズルのピース」がピタリとハマる所があったので、『そういうことなのかな?』と思っているわけなのです。


というわけで、『やや渋すぎ?』な感もあるんですけど、今のところ「盆栽のような絵」を目指しております。


追伸

ところで、他の「絵」で『ホヤくん』っていうのがあるんですけど、「ホヤみたいな絵」は目指していませんので、そういったことで、お願いいたします!

 



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プロフィール

ふたつ

Author:ふたつ
※トップ画面とプロフィール画像の絵は習作として描いた絵です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

自分自身の制作に対する姿勢を示した「宣言文」をブログの形で発表するのは、筋が違うのかとも思いますが、このような形しか思い当りませんでした。
ご容赦ください。
興味のない方にはたぶん面白くないでしょう。

ただ、私はここに書いたことがこれから確実に起きることだと思っています。
と言うよりも、すでに起きていることだと思っています。
「天才の時代」は、もう終わらせなければいけないと思うのです。
「天才」なんてもう何処にも居ないのだと思うのです。
「天才」は、もう誰にとっても必要ないモノに成っているんじゃないでしょうか?。
「普通の人」が、もっともっと芸術に関われるようになったら、
少しいいんじゃないかと思います。

いえ、芸術に限った話でもないのです。
全てのことが、今よりもっと「普通」でいいんじゃないでしょうか?
「個性とは実は最も普通なことなのではないのか?」
私はそんな風に思うのです。

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1960年の生まれです。
横浜在住です。
過去に何一つ実績と言えるものはありません。
30歳に成った頃、絵を描き始めました。
その後、細々と美術に関わる仕事をしていましたが、自己作品の制作にはあまり積極的とは言えませんでした。
2013年のはじめ頃から、自己作品に対する欲求が生まれ、現在は妻の収入に頼って、ようやく制作に漕ぎ着けております。

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読みづらいところもあるかとは思いますが、読んでみて下さい。


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