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「20世紀美術」が受け入れられつつあるのは「世代」が交代したから、それは、「新しい世代」に「権威」として刷り込まれたということに過ぎない



このブログでは『「芸術の20世紀」はナニカが間違っていた!』と言っているんですが(だれひとり『そうだ、そうだ』と言う人は居ませんが)、現在、その「芸術の20世紀」が受け入れられつつあるという状況に成って来ているわけです。


この状況を『ようやく理解されて受け入れられた』と受け取るのか、それとも、『なんとなく時代に押し流された』と受け取るのか、それ以外にも、いろいろな解釈があると思いますけど、その中の一つの考えとして、「世代交代」と言うことがけっこう大きいんじゃないかと思うわけです。


つまり、「世代」が交代したことで、抵抗感がなくなったということですね。

1970年代生まれの世代あたりから「20世紀美術」に対する抵抗感が激減するような気がします。
(芸術関係の人じゃなくて、一般的な人についてです)

でも、それ、要するに、「20世紀美術」が「新たなる権威」に成ったということなんじゃないでしょうか?


まぁ、人間というのは「自分が生まれる前からあったモノ」には抵抗が無いんですねぇ。
もう少し言うと、「自分が生まれる前から世間に受け入れられていたモノ」ですね。
ということは、つまり、それが「権威」に成ったから、ということでしょう。
(少なくとも、現在の世の中では「世間一般に支持されたモノ」=「権威」でしょう)


それが理解されていようがいまいが、「権威」と成ったモノは必ず受け入れられますから、「理解云々」以前の問題ということですね。
(「受け入れられたモノ」が権威であり、権威は「必ず受け入れられるモノ」でもあるということですね)


日本では、いま、ちょうど「受け入れた派」と「拒否し続ける派」が拮抗しているところなんじゃないかと思いますね。
(1970年生まれが47歳ですから、ちょうど真ん中世代ということなのかも知れないですね)

アメリカやヨーロッパでは、世間に流布されたのが早かったので、すでに「受け入れた派」が主流になっていると思います。


でも、それが実際に理解されたわけではなくて、ただ単に「新たなる権威」に成っただけだとしたら、そして、その「新しい権威」として「新しい世代」に、無条件に刷り込まれただけだとしたら、『それこそ、まさに「20世紀美術」が破壊したパターンなんじゃないの?』ということに成ってしまうわけなのです。


これはどう考えてもマズイんじゃないでしょうかねぇ。
と言うか、「ご本尊」そっちのけで崇拝するっていうのはどうなんでしょうね?

やっぱり、本筋から行けば、『理解されたうえで受け入れられるようになる』方がイイに決まっていますよね。


でも、こういうことを言うと、『人が楽しんでいるものに、いちいちケチをつけるな!』とか『どうして、もっと素直な見方が出来ないのか?』などと言う人が居ますが、それは、どうでもいい小さなことを重箱の隅をつつくように言っている場合に言うべきことです。


本質を外れて、理解してもいないのに、刷り込まれた「権威」」を受け入れたと思い込んでいるのは「単なるノータリン」と言うモノです。
それを、さらに擁護するのは「複なるノータリン」ですね、つまり、「ダブル・ノータリン」です。
そういうのを「アン・ポン・タン」」(死語?)と言うんだと思います。

 ※「権威のある側」を擁護するということは、すべて「へつらい」以外のナニ物でもな
  いと思いますね。
  そいうことに理屈や理由をつけて正当化するのは「ナカナカ見っともないこと」だと
  思いますよ。
  そこでは、『権威側かアンチ権威側か』ということが重要で、『イイ・ワルイ』」は二の
  次でしょう?
  まぁ、「権威側」であっても「どうしようもなく素晴らしい場合」だけは認めるという感じ
  でしょうね。
  それ以外は「へつらい」ですね。
  少なくとも後から振り返ってみれば、そういうようにしか見えないですよね。

とにかく、「権威」と成ったモノは、「イイ・ワルイ」とは無関係に、必ず受け入れられるということは間違いないことですから、「世間に受け入れられたこと」が、ナニカを証明するということには成らないわけで、それを根拠に「芸術の20世紀」を肯定しようとするのはやめた方がイイと思いますね。


それじゃあ、戦前の軍国主義教育を受けた人たちが、「万歳突撃」(これ、恐ろしい言葉だと思う)をやっていたのと何ひとつかわりませんからね。


それを擁護しますか?

無条件で、却下でしょ!!

でも、それぐらい現在の芸術の世界は「権威的」に成っていると思いますよ。


こんなこと言っても、誰一人『そうだ、そうだ』とは言わないでしょうが、それこそ、まさに「権威」の特徴ですから。


そんな風に思いますよ。



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プロフィール

ふたつ

Author:ふたつ
※トップ画面とプロフィール画像の絵は習作として描いた絵です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

自分自身の制作に対する姿勢を示した「宣言文」をブログの形で発表するのは、筋が違うのかとも思いますが、このような形しか思い当りませんでした。
ご容赦ください。
興味のない方にはたぶん面白くないでしょう。

ただ、私はここに書いたことがこれから確実に起きることだと思っています。
と言うよりも、すでに起きていることだと思っています。
「天才の時代」は、もう終わらせなければいけないと思うのです。
「天才」なんてもう何処にも居ないのだと思うのです。
「天才」は、もう誰にとっても必要ないモノに成っているんじゃないでしょうか?。
「普通の人」が、もっともっと芸術に関われるようになったら、
少しいいんじゃないかと思います。

いえ、芸術に限った話でもないのです。
全てのことが、今よりもっと「普通」でいいんじゃないでしょうか?
「個性とは実は最も普通なことなのではないのか?」
私はそんな風に思うのです。

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1960年の生まれです。
横浜在住です。
過去に何一つ実績と言えるものはありません。
30歳に成った頃、絵を描き始めました。
その後、細々と美術に関わる仕事をしていましたが、自己作品の制作にはあまり積極的とは言えませんでした。
2013年のはじめ頃から、自己作品に対する欲求が生まれ、現在は妻の収入に頼って、ようやく制作に漕ぎ着けております。

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読みづらいところもあるかとは思いますが、読んでみて下さい。


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