FC2ブログ

「長い題」=詩のような題(その7)



「長い題」=詩のような題(その7)です。
この「長い題」の記事も『どうせ誰も読まないんだろうなぁ』ということがだいたいわかってきたので、『やめちまおうか』と思うんですが、よく考えたらほかの記事も同じようなもんなんで、取り敢えず続けようと思います。

そういうわけで、「長い題」=詩のような題(その7)です。

『  』の中は「題の題」のようなモノです。
その絵を呼ぶのに使う「呼び名」だと思ってください。
「ニックネーム」のようなものです。
(本当は、フルネームで呼んでもらったら最高ですけどね。落語の「寿限無」みたいで!)

あぁ、言い忘れてましたが、「絵」の「題」です。
あくまで「タイトル」として作っています。
その辺はこのカテゴリの最初の記事で説明しています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『きょうは いいひか わるいひか』

そんなことは わからない 
ひゃくねん たたなきゃ わからない
でも しんでからじゃあ やっぱり けっきょく わからない


つまりは 
ひゃくねんたてば いいひに なるかもしれないひ
それが きょういちにちの ほんとのいみ 

そのとき ぼくが いきてたら 
それは ぼくにとっての きょうのいみ 
 
そのとき ぼくが しんでたら
それは だれかにとっての きょうのいみ


つまり いまこのときの ぼくにとっての きょうのいみとは

ひゃくねんまえの だれかが くれた きょうのいみ


だったら それは きっと いいひで あるに ちがいない

ひゃくねんごの だれかに むかって 
わるいひを おくる ひとなんて いるわけないから

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『ちょうの はね 
めが くらむほど いろめき
なんごくの はな 
むせかえるほど においたつ』


ひとの かげ 

やわらかくて あたたかい ひとの こころは
その いろと においの みつりんの まんなかに
ひとり ぽつんと とりのこされる

まるで くらい かげのように


この みつのように あまい においと
めまいが するほど あざやかな いろの なかで
ひとり おきざりにされて からめとられてしまった
やわらかい ひとの こころは


はたして そのときが くれば 

ここから ぬけだすことが できるのだろうか 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

もりの おく

なつの ひざしも とどかない もりの おくは
つめたい くうきで みたされて 
しんと しずまりかえっている


そこには あおじろい ひかりしか とどかない


それなのに その ゆらめく ひかりが 
おどるように ながれこんでいるのは 

そこに いのちが やどっているから


いや いま この しゅんかんにも
いのちが たんじょうしているからに ちがいない


『きっと もりとは そういう ばしょに つけられた なまえ なんだろう』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ひみつとは みえないものの ことだから


それなら みえるように してみよう
だれにも みえるように してみよう

それで きっと わかるだろう
だれにも きっと わかるだろう

うつくしいから ひめられて
ひめられるほど うつくしい


でも それを かくしてしまう ひとが いる
ヴェールを かける ひとが いる
にどと あけてみようとはしない

それで また
ひみつが もとの ひみつに かえされて

まえより もっと ひめられて
まえより もっと うつくしく
まえより もっと いちだんと

ひそやかな かがやきを ましてゆく


そう 『ひみつとは みえないものの ことなのだから』







関連記事

Comment 0

There are no comments yet.