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「芸術」を「生涯の糧」にするには



美術に限らず、音楽にしても小説や詩などの文学にしても、それから映画なんかでもそうですけど、そういう「芸術系のもの」を自分の「生涯の糧」にしている人ってけっこう居るんだろうと思うんですね。

でも、その反面、「芸術系」が『「糧」に成ってないよなぁ』と思うこともけっこうよくあるわけです。
しかも、「音楽ファン」なのに「音楽が糧に成ってない人」や「文学好き」なのに「文学が糧に成ってない人」もそれなりに居たりする気がします。

でも、それとは逆に、「美術館」には年に一回くらいしか行かないような人でも、「ある特定の作品」だけを自分の「生涯の糧」にしている人なんかも居るような気がします。

こういうのって、いったいどこで分かれているんでしょうね。
そんなことどうでもいいことかな?って気もしますけど、一応ネンノタメに考えてみたりするわけです。

よく「音楽ファン」の人は「無人島に取り残されるとしたら絶対持って行きたいレコード・ベスト20」みたいなことを言ったりしますけど、ああいうのなんかは典型的な「生涯の糧」なんだと思うわけです。

『なんでベスト10じゃないんだよ!』

「いや、10枚に絞るのなんて絶対無理なんで」

こういう人は、だいたい音楽が「生涯の糧」に成っているんだと思います。
(ところで、無人島に電源きてるんでしょうか?)


それはともかく、「芸術」が「生涯の糧」に成るタイプの人と成らないタイプの人はどこで分かれるのかなと。
それは、「芸術」を通して「重要なナニカ」に気づいた人と、まだ気づいていない人の違いなんじゃないかと思うわけです。

もちろん、「芸術」を「生涯の糧」にしなければいけないということは無いと思いますので、そういう見方の人も居ていいとは思いますけど、ただ、「芸術」にしかできないことの一つが「生涯の糧」に成ることだとすれば、やっぱり、それを使って行かない手はないんじゃないのかなと思うわけですね。

ナニに気づいたかは人によってまったく違うでしょうし、それが「重要なナニカ」であるという判断も、その人が勝手に下すものですから、ハッキリ言えばテキトーだと思いますが、とにかく、本人がそれを「重要なナニカ」であると思っていることによって、「芸術」はその人にとっての「生涯の糧」に成るんだと思うわけです。
たとえ、それがカンチガイだったとしても変わらないと思います。

つまり、その「重要なナニカ」自体が役にたったりすることは無くて、それが「重要なナニカ」であるに違いないという思い込みがあるだけで「生涯の糧」と成るかどうかが決まっているということですね。

「芸術」はそういう「思い込み」を生み出しやすいんだと思います。

もともと、「芸術」自体が役にたつともオモシロイとも限らないし、むしろそういうモノとは違うところに、「重要なナニカ」があったりすることが多いということなんだと思います。

だからこそ「芸術」を「生涯の糧」にしている人がたくさんいるんだと思うわけですね。

ということは、「芸術」を「生涯の糧」にしたい人は、そういう「役に立つこと」とか「オモシロイこと」を離れて、それとは違う視点で「芸術」を見れば、きっと「芸術」がその人の「生涯の糧」に成るんだと思います。

「芸術」をそういう捉え方で捉えていけば、自然と「芸術」の中にその人にとっての「重要なナニカ」が見えてくるような気がします。
そして、その後は、その「重要なナニカ」に突き動かされるままに「芸術」に接していけばいいわけで、きっとその人の中の「思い込み」は強くなっていくでしょうし、それは必ずその人の「生涯の糧」として、生き続けると思います。

「生涯の糧」でもあり「重要なナニカ」でもあるのに、「何の役にも立ったないモノ」、そう言うモノを探そうとしさえすれば、きっと誰でも、それを「芸術」の中に見つけることが出来るんじゃないのかなと。

そんな風に思うわけです。




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プロフィール

ふたつ

Author:ふたつ
※トップ画面とプロフィール画像の絵は習作として描いた絵です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

自分自身の制作に対する姿勢を示した「宣言文」をブログの形で発表するのは、筋が違うのかとも思いますが、このような形しか思い当りませんでした。
ご容赦ください。
興味のない方にはたぶん面白くないでしょう。

ただ、私はここに書いたことがこれから確実に起きることだと思っています。
と言うよりも、すでに起きていることだと思っています。
「天才の時代」は、もう終わらせなければいけないと思うのです。
「天才」なんてもう何処にも居ないのだと思うのです。
「天才」は、もう誰にとっても必要ないモノに成っているんじゃないでしょうか?。
「普通の人」が、もっともっと芸術に関われるようになったら、
少しいいんじゃないかと思います。

いえ、芸術に限った話でもないのです。
全てのことが、今よりもっと「普通」でいいんじゃないでしょうか?
「個性とは実は最も普通なことなのではないのか?」
私はそんな風に思うのです。

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1960年の生まれです。
横浜在住です。
過去に何一つ実績と言えるものはありません。
30歳に成った頃、絵を描き始めました。
その後、細々と美術に関わる仕事をしていましたが、自己作品の制作にはあまり積極的とは言えませんでした。
2013年のはじめ頃から、自己作品に対する欲求が生まれ、現在は妻の収入に頼って、ようやく制作に漕ぎ着けております。

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読みづらいところもあるかとは思いますが、読んでみて下さい。


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