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「虚飾」を剥ぎ取ること



「芸術」においては、少しでも「真実」に近づきたいと思ってやっているわけですが、実際に「真実」に近づくことなど出来るわけもありませんから、少なくとも「真実の方向」だけでも向いて行こうかなと思っているわけです。

だから、「芸術」においては少しでも「虚飾」を剥ぎ取って行こうと思うわけなんです。
たぶん、それで「抽象表現」を使おうと思うんでしょうね。


「現実」というのは、「一種の真実」でもあると思いますが、「真実を覆い隠すもの」でもあるので、「現実」を表現手段にしてしまうと、どうしても「真実」が見えにくいという印象があるんだと思います。
その「真実を覆い隠すもの」こそが「虚飾」なんだと思うわけですね。

それで、「現実」をできるだけ使わない表現形態を目指しているわけです。

「現実」を、割と普通に「現実」として表現すると、どうしても「普通じゃない部分」は見えなくなります。
でも、その「普通じゃない部分」も一つの「真実」ですから、そこが表わされなくなってしまうわけです。

逆に、「すごく特殊な現実」を表現すれば、「普通じゃない部分」は表現されますが、「普通な部分」は見えなくなってしまいますから、それもまた、片手落ちと言う感じがするわけですねぇ。

そこへ行くと「抽象」の場合は「現実」ではないですから、「普通」とか「普通じゃない」とかと言う基準が無いわけで、はじめから、「普通でもあり、かつ、普通じゃないでもある」という状態なわけで、「隠されて見えなく成る部分」がないわけです。
つまり、「虚飾であることの規準」自体が無いので「虚飾」でありようがないという感じでしょうか。

まぁ、そういう所で、「抽象表現」を使っているというわけです。

まぁ、いわゆる「たわごと」なので、何言ってんのかわからないとは思いますけどね。


そんな風に思っているわけです。



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