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「長い題」=詩のような題(その16)




「長い題」=詩のような題(その16)です。

今は、基本的に新しい記事の投稿をしていないんですが、また「長い題」がいくつか出来たので、それだけ書いておきます。
(「題」だけが貯まると、何となく気がめいってくるので)


『  』の中は「題の題」のようなモノです。
その絵を呼ぶのに使う「呼び名」だと思ってください。
「ニックネーム」のようなものです。
(本当は、フルネームで呼んでもらったら最高ですけどね。落語の「寿限無」みたいで!)

あぁ、言い忘れてましたが、「絵」の「題」です。
あくまで「タイトル」として作っています。
その辺はこのカテゴリの最初の記事で説明しています。

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『ひょうりゅうぶつのように』
ただ そこに ある


ひょうりゅうぶつのように
うみに ただよい

ひょうりゅうぶつのように
ひに さらされ

ひょうりゅうぶつのように
どこかに ながれつく


ときに おきざりに され
ときに きづかれも せず

ただ そこに ある

だが ときには 
だれかに ひろわれ
そして ときには 
たからの はこに いれられる

それでも やはり ただ そこに ある


そんな ひょうりゅうぶつのような こころを もった
そういうひとは たしかに いる

ぼくも はやく そういうひとに なりたい

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くうちゅうに しかけられた わなが ある
おもわぬところで ひっかかる

くうきで できた わなも ある
とうめいだから だれにも みえない

そんな くうかんが 
そんな わなで うめつくされて 
もう のがれる ばしょは どこにも ない


うちゅうの はてまで わなが はりめぐらされた この せかいでは
にんげんの いきるばしょなど どこにもない

そうだ 『あしたからは かせきに なろう』

それなら ぼくにも できそうだ


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とうめいで めに みえない わなが ある

ひとの こころが つくりだす
だれにも みえない わなが ある

のがれることは できない


わなに かかると そのひとも 
いつしか からだが すきとおり
とうめいに なって わなに なる

そうなったら ひとじゃない
わなに なったら ひとじゃない

そう わなとは 
からだを うしなった
『ぼうれいたちが しかける トリック』だ

だから わなに かからず いきていく
わなに ならずに いきていく

ここまで なんとか いきてきて
あげくの はてに 
それが さいごの わなだと きづき

やっと わなに とらえられ
やっと からだを うしなって
とうとう わなを しかける がわに なる


ざんねんながら いきるとは そんなような ことらしい
ざんねんながら しぬとは そんなような ことらしい

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ぜつぼうと きぼうの あいだで

ぜつぼうしたひとは もう それいじょう いきられないのだろうか
きぼうが ありさえすれば ずっと いきていかれるのだろうか


いや じつは 
きぼうだけで いきられる じかんは みじかく
ぜつぼうだけで しんでしまえる ひとは すくない


りょうほうないと いきられない
りょうほうないと しねもしない

だからといって りょうほうあれば いきられるのか
だからといって りょうほうあれば しねるのか

そんなことは わからない 
きっと だれにも わからない


ただ ひとつ わかっているのは
ぜつぼうと きぼうは いつも そこに あるということ

かならず ぜつぼうと きぼうが まざりあって
すぐそこに あるということ

それが いいことなのか わるいことなのか
『それは だれも おしえてくれなかった』

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しゃかいとは
ひとの ちからを うばう もの

ひとの せいきを すいとって 
おおきく ふくれあがっていく もの


だから しゃかいのために はたらいては いけない
だから しゃかいに エネルギーを そそいでは いけない
だから しゃかいを にんげんの ちで こえふとらせては いけない


しゃかいが ふくらめば 
ひとは しぼむ
しゃかいが しんかすれば
ひとは ぜつめつする


つまり しゃかいの ために はたらくと いうことは
ひとを ほろぼすと いうことだ

ひとつも りっぱな ことじゃない

あとには しんかした しゃかいという マシンと
その ぶひんと かした にんげんという パーツが のこるだけ

そんなことに なる まえに 
ひとが ぜつめつする まえに

にんげんが しゃかいを つかっていこう
しゃかいが ぜつめつするまで

『きっと それぐらいで ちょうどいい』



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