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『どうぶつのように いきれば』




「長い題」=詩のような題です。

このブログ、今はこの「長い題」だけを更新しているんですが、だいぶ数が増えてきて、どこにどの「題」があるのか、探すのが大変に成って来たので、これからは、一遍につき一つの投稿にしようと思います。


『  』の中は「題の題」のようなモノです。
その絵を呼ぶのに使う「呼び名」だと思ってください。
「ニックネーム」のようなものです。
(本当は、フルネームで呼んでもらったら最高ですけどね。落語の「寿限無」みたいで!)

あぁ、言い忘れてましたが、「絵」の「題」です。
あくまで「タイトル」として作っています。
その辺はこのカテゴリの最初の記事で説明しています。

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『どうぶつのように いきれば』

きっと なにかが うしなわれ 
きっと なにかが えられるに ちがいない

どうぶつのように いきれば

きっと なにかが わすれられ
きっと なにかが おもいだされるに ちがいない

どうぶつのように いきれば

きっと なにかが みえなくなり
きっと なにかが 
めのまえに くっきりと うかびあがるに ちがいない


それは まだ ひとが にんげんでは なかったころの きおく
それは まだ ひとが どうぶつで あったころの おもいで

そう それは げんしの よろこび

それは かぜ
それは いろ
それは ひかり
それは ねつ
それは いのち

そう それは ひとが ひとであることの よろこび


ひとも また どうぶつで あると いうけれど
ひとも また しぜんで あると いうけれど

にんげんが げんしの よろこびを わすれてからは

それを どうぶつとは よべなく なって
それを しぜんとは よべなく なって
それを ひととは よべなく なって
それは もう にんげんとしか よべなく なって

そこに きかいじかけの にんげん という 
よくできた いきものが あらわれる


きかいじかけの にんげんが はんしょくし
どうぶつである ひとを はいじょする

よくできているから こわれない
きかいじかけの にんげんは こわれない

どうぶつである ひとは よく こわれる
ひとは いつでも こわれてばかり
けっして よくは できていないから


だが しかし 
その きかいじかけの にんげんが しはいする 
この よくできた よのなかで

いったい だれが その きかいを うごかすのだろうか

いったい なんのために 
それを うごかし つづけると いうのだろうか

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※以前投稿した「詩のような題」のイメージに近い曲を思いついたので、下に貼っておきます。








※これはゴスペルの有名曲ですが、古いゴスペルを聞く人自体がごく少数なので無名曲です。
こういうのを聞くと、ゴスペルに対するイメージが変わったりする人も居るのかもしれませんが、それでも、その後も聞かれませんから、ずっと無名曲でしょうね。

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※この「詩のような題」は、前に別の記事としてまとめて投稿した中の一つです。
私は、このブログを始める以前から「芸術表現の多重化」という構想を持っていて、その一環として「額」を制作するところから、自己作品への欲求が高まっていったという経緯があります。
その後、「額」に関しては「絵の中の額」と「絵の中と外をつなぐ二重の額」といった具合に、構想が広がって行ってしまったために、自作することが困難な状況に成ってしまい、今は手つかずに成っています。
しかし、「絵の中の額」という意味で、絵の中にストライプの部分を描きいれるというスタイルは続けていますし、また、この「詩のような題」のように、「絵とタイトルとの間の多重化」についても継続して試行錯誤していきたいと思っております。

また、「絵と音楽との間の多重化」についても、当初から構想としてはあったものでしたが、「視覚的な表現」と「聴覚的な表現」との間の壁が厚く感じられていたために、なかなか手が出せずに居ました。

ところが、どうやら、「タイトルと音楽」の間には、あまり隔たりを感じずに融合できそうな気がしてきたので、このところ、そういう「詩のような題」と「音楽」を組み合わせた投稿をしていました。
そこで気づいたことは、過去に投稿した「詩のような題」の中にも「音楽」との融合が出来そうなものがあるということです。

そういうわけで、今後、過去に投稿した「詩のような題=ポエティック・タイトル」を一つづつ切り離して、「音楽」と融合させていくという作業を行っていく予定です。
もちろん、「音楽」との相性がいいモノばかりではないので、どれぐらいできるかは、まだわかりませんので、その点はあしからず。







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