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『現在のイコン』




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※上の絵は、私が構想として持っている「幻想大百科図鑑」と言うものに入れようと思っています。


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この絵は、もともと、絵に金箔を使い始めたころに、自分なりの金箔の使い方を模索するために描いた絵です。

その時は、習作として描いていたので、残すつもりはなかったんですが、この絵を描いていく過程で、キリスト教のイコン(聖画像)をイメージするように成り、『現在のイコン』と言うのが「いいかも?」と思ったので残すことにしました。

『もしも、現在の世の中にキリストのような人物が生きていら・・・・』と言う発想は、描き初めのころからありましたが、この絵を描いていく過程で、『現在のキリスト君(かなり若い設定)は、きっと、悲しみを湛えて生きていくことに成るんだろうなぁ・・・・』と言う思いが強くなっていきました。

私自身はキリスト教徒ではありませんし、この絵は信仰心とはほとんど関係ないと思っています。

キリスト教の聖画像としてのイコンは、芸術作品と言うよりも聖職者の修行の一環として描かれてきたものらしいので(イコンを描くことで神とつながるというような)、もしも、万が一、信仰心を持たない人間が、このような絵を描いて「イコン」と名付けていることにご気分を害される方がいらしたのであればお詫びいたします。

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※もともと、わたしが金箔を使うように成ったのには、おそらく「イコン」や「黄金背景のテンペラ画」の影響があったと思います。
ただ、わたしは、自分の絵に高価な材料を使うことは最小限にとどめたいので(経済的な理由だけでもなくて)、主に「洋金箔=真鍮箔」を使用しています。
わたしの場合は、背景に整然と金箔を貼り詰めることは今のところ少なくて、ほとんどの場合は上からこすって絵の具と一体化させてしまったり、さらにその上から薄く絵の具をのせたりしますから、本物の金箔を使う必要性もほとんどないんですね。
むしろ、純金箔を使うと非常に柔らかい素材であるために、こすった時に、ほとんどわからないくらいに消えてなくなってしまうこともあります。

今の時点で、一番気に入っているのは「中金箔=銀箔を硫黄で赤金色に変色させたもの」なんですが、中金箔は色の変化があるといわれていて、かなり黒ずんでしまうこともあるようなので、あまり多用していません。
(洋金箔は純金箔の十分の一程度の値段で、中金箔は洋金箔よりは少し高いくらいです)

純金箔や銀箔や錫箔(銀色で変色が少ない)も使う時がありますが、ほぼすべての金属箔(金属粉も)を、ネット・オークションで購入しています。
(ほとんどが中古品や長期保管品で、こちらは、ただ単に経済的な理由です)







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