『黄金空間に出現した「アマエリミの花束」』:追記しました
※非常にバカバカしいので、ご覧に成る方はそれを覚悟の上でご覧ください。
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この先をご覧に成る場合、以下の文章に同意したものとみなします・・・とまでは言いません。
1.こういうことをやっている人を、なるべくバカにしない。
2.あまりにバカなので、やむを得ずバカにする場合は、最低限の優しさをもってバカにする。
3.完全なるバカだということがハッキリと確認できたときに限っては、最大限の愛情をもって、それを擁護する。
☑以上の規約に同意する・・・というほどではないが、まぁ、考えておく
※以上、「世界 aho-ojisan 福祉協会」からの切なるお願い。
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※この絵はもともと習作として描いたもので、残すつもりではなかったんですが、その後、「幻想大百科図鑑」と言う構想が出てきて、そこに入れられるんじゃないかな?と思って、それに合わせてタイトルをつけました。
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『黄金空間に出現した「アマエリミの花束」』

※「アマエリミの花束」は現実に存在する植物などではなく、蜃気楼やオーロラのように大気や光の状態が引き起こす一種の目の錯覚のようなもので、その形や色が花束のように見えることから、この名前で呼ばれている自然現象です。
普段はとても乾燥している広大な平地でのみ発生する現象で、大気中の水蒸気の状態が不安定に成り、極端に乾燥した空気と極端に湿潤な空気が、丁度、夕日が沈むまぎわの黄昏時に、地上すれすれの低い位置でまじりあった時にだけ現れる現象だといわれています。
そのことから、ネイティブ・アメリカンの間では『空と大地が一つに成り、金色に染まる時「アマエリミの花束」が現れる』と言われていますが、現在最も権威のある科学雑誌と言われる「ウイ・アー・ザ・アカデミズム」誌の記者が、その時その言葉をとてもおごそかに語っていたネイティブ・アメリカンの長老クレージー・キャットに『あなたは何度くらい「アマエリミの花束」を見たことがあるんですか?』と聞いたところ『まだ、見たことは無い』と明言されてしまい、記者はとてもがっかりしましたが『「アマエリミの花束」はそれぐらい珍しい現象だということでしょう』と例によって無難に記事を締めくくっていました。
注:「ウイ・アー・ザ・アカデミズム」誌は、現在、最も権威ある科学雑誌で、
『「ウイ・アー・ザ・アカデミズム」に書かれたことこそが科学なのだ』と
いわれるほど高い水準の信頼性を保ち続けていますが、その反面、
『「ウイ・アー・ザ・アカデミズム」には、昔から誰でも知っていることしか
書いていない』とも言われています。
それについて「ウイ・アー・ザ・アカデミズム」誌の編集長を務めるイー
テイ・ヨウダ氏は『信頼性とはそういうものなのです』と、とても自信に満
ちた顔つきで語っていたということです。
注:「クレージー・キャット」(ある極東の国に存在したといわれている伝説的
お笑い系ジャズ・バンドとは無関係)は、ネイティブ・アメリカン・ジミヘヌ族
の長老で、大昔のネイティブ・アメリカンの英雄「クレージー・ホース」の直
系の子孫であると自称しています。
「クレージー・キャット」は名前が弱そうなわりには勇猛果敢なことで知られ
ていますが、平和な時代に生まれたために実際に戦闘に参加したという
記録は残されていません。
これらのことの真偽がかなり怪しいことから、彼には常に経歴詐称疑惑が付
きまとっていますが、それに対して彼は『私は既に「トマホーク(ネイティブ・
アメリカンの伝統的な武具)上級者検定証明書」を提出済みである』という
やや苦しい弁明をフェイス・ブックの公式アカウントを通じて表明しています。
また、ある時、たまたま十数人のパパラッチに囲まれて身動きができなく成
ったときに、パパラッチの一人が『嘘ばっかり言いやがって』と言うと、それに
対して、彼はにわかに長老の威厳を取り戻し、『インディアン嘘つかない』と
吐き捨てるように言い、その底知れぬ威厳に恐れをなしたパパラッチは道を
開け、彼はゆっくりとその場を立ち去ったということです。
でも、それもまた、古典的ジョークのパクリではないか?と疑われています。
「アマエリミの花束」は非常に珍しい現象でもあり、さらには、現れてから長くても10秒ほどで消えてしまうことから、『「アマエリミの花束」を捧げて求婚できた者には永遠の幸福が訪れる』という伝説が生まれていますが、実際には、そんなことが出来るわけもなく、その機会を待っている間に破局して婚期を逸するカップルが後を絶たないために、「アマエリミの花束」が少子化に拍車をかけているという的外れな誹謗中傷の対象に成ることもあります。
注:あまりにも珍しいので、まだ、「アマエリミの花束」が撮影されたことはありません。
したがって、上の画像は想像図です。
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※このお話は事実であり、本文中にある人物・団体等の名称はすべて実在のモノである・・・
私はそんな気がします。
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