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「前向き」は現世利益の宗教と同じでは?



現在、「前向きに生きること」は、ほぼ全面的に肯定されているわけですけれど、これは、構造的には、ほとんど「現世利益」を謳った宗教と変わらないと思うわけです。


つまり、「前向きに生きること」で『こんなにいいことがありますよ』と言っているわけで、『お賽銭を入れる』と、『何かきっとご利益がありますよ』と言うのと、あまり違わないわけです。


実際は、「宗教」も「前向き」も、高い見識をもって、言っている人もいるのだと思います。
でも、大多数の人は、どこか現世利益的なのではないのでしょうか?

それは、当然のことだと思いますし、それら大多数の人たちが指向するところこそ、それらの本質であるとも言えるのではないでしょうか?


「前向き」と「宗教」の中間的な位置に「スピリチュアル」と言うのがありますが、こちらは、「来世でいいことがある」という感じでしょうか?



私は、「前向き」も「スピリチュアル」も流行だと思いますが、どちらも、頼れなくなってきた宗教の代わりに現れてきているのだと思うわけです。

もともと、宗教からして、そうだと思うのですけれど、清く、正しく、前向きに生きてさえいれば、いいことがあるのならば、たぶん、宗教も「前向き」も「スピリチュアル」も必要ないと思うわけです。


そう成らないからこそ、それらの「ポジティブ・シンキング」が必要になってくるんだと思うわけです。

少なくとも「霊が見える」とか「オーラが見える」とかいう人じゃなくて、ごく一般的な人にとっては、そういうことだと思うのです。


もちろん、そういう「清く、正しく、前向きな」が悪いということは無いわけで、むしろ、とてもいいことだと思うわけですけれど、 宗教や「前向き」や「スピリチュアル」だと、少しイメージが先行しすぎるように感じてしまうわけなのです。

見栄えのいい切り口だけ見えて、そうでないところが見えなくなってしまうような、そんな感じを受けるわけです。


これらのことで、「現世利益」を期待しながらも、「浄化」されたような、「得」を積んだかのような、印象を持つのは、私は、ちょっと違うのじゃないかなと思ってしまうわけなのです。


実際には、「浄化」や「得」の方は、『それによって、むしろひどい目にあってもそれをやりますか?』ということな筈で、それは「現世利益」とは相反しているわけです。


結局、『これをやるといいことがありますよ』は「流行止まり」な感じがするわけです。

『これをやって、痛い目にあってもやりますか?』
『ええ、それで、今、このドブのような環境で、瀕死の状態で一応生きています。』と言うのが本当だと思います。


そういう人が、そう簡単に増えることは無いのでしょうが、そんな人が増えれば、きっと世の中少しは良くなるのでしょう。

これだけ、『自称「前向き」に生きている人』がふえて、これだけ、神社にお参りに行く人が増えているのに、あまり世の中、良くなってない感じもするんですよね。


そういう人たちの周りだけ、雨が降らないということなんでしょうか?


そんな感じが、私は消せません。


※すいません、「宗教」や「スピリチュアル」を否定しているわけではありません。
 崇高な考えに基づいてそういうことをやっている意図もたくさんいるんだと思います。
 ただ、社会現象として見た場合、そういう次元でやっている人は少ないように見えて
 しまうということです。







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プロフィール

ふたつ

Author:ふたつ
※トップ画面とプロフィール画像の絵は習作として描いた絵です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

自分自身の制作に対する姿勢を示した「宣言文」をブログの形で発表するのは、筋が違うのかとも思いますが、このような形しか思い当りませんでした。
ご容赦ください。
興味のない方にはたぶん面白くないでしょう。

ただ、私はここに書いたことがこれから確実に起きることだと思っています。
と言うよりも、すでに起きていることだと思っています。
「天才の時代」は、もう終わらせなければいけないと思うのです。
「天才」なんてもう何処にも居ないのだと思うのです。
「天才」は、もう誰にとっても必要ないモノに成っているんじゃないでしょうか?。
「普通の人」が、もっともっと芸術に関われるようになったら、
少しいいんじゃないかと思います。

いえ、芸術に限った話でもないのです。
全てのことが、今よりもっと「普通」でいいんじゃないでしょうか?
「個性とは実は最も普通なことなのではないのか?」
私はそんな風に思うのです。

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1960年の生まれです。
横浜在住です。
過去に何一つ実績と言えるものはありません。
30歳に成った頃、絵を描き始めました。
その後、細々と美術に関わる仕事をしていましたが、自己作品の制作にはあまり積極的とは言えませんでした。
2013年のはじめ頃から、自己作品に対する欲求が生まれ、現在は妻の収入に頼って、ようやく制作に漕ぎ着けております。

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読みづらいところもあるかとは思いますが、読んでみて下さい。


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