FC2ブログ

人間は「食物連鎖の環」から外れた動物



「弱肉強食」とか「自然淘汰」というのは、自然界のバランスを保つための、最も根源的な法則だと思うわけです。

でも、人間は、この原則から外れてしまっているように思うわけなのです。


人間は、自分が食べるために動物や植物を生産します。

人間は、特定の動植物を乱獲して、そのあとでそれを保護したりもします。

人間は、自分に有用な「種」を改造します。

人間は、産業廃棄物を排出しつつ、エコロジーにも配慮して、そのエコを産業にしてしまったりもします。


全体的に、まったく”理に適っていない”わけです。

そこには、「弱肉強食」や「自然淘汰」の崇高さや普遍性はなく、常に短絡的で、その場のことしか考えていないようにしか見えないわけですね。

でも、人間にはそれが出来てしまっているわけなのです。


そして、人間はそれをやめないでしょう。


もちろん、世界の中では人間の存在など小さな点のようなもので、自然の法則は、人間のすることなど、すべて押し流してしまうのでしょう。

それはわかるのです。

でも、出来てしまっている。


『いやいや、全然自然に太刀打ちなんて出来てませんよ』と言われれば、そうも思いますけれど、でも、やっぱり出来てしまっているように見えるときもある。


もっともっと、出来ないはずだと思うのです。
こんなに出来てしまっていいんでしょうか?
たとえこの程度でも、出来るはずがないんじゃないんですか?
原則から外れたものが、その状態を続けていかれるなんて有り得ないことでしょう?

と、誰かに聞きたくなってしまうわけなのです。


この「原則から外れたこと」を手放せなくなった人間にできることは、”理に適っていない”ことや”場当たり的な”ことしかないのでしょうか?

どうしても、それが止められないのであれば、それを「原理」や「法則」に近い所にまで昇華しようとするべきなのかなと。


好むと好まざるとに関わらず、人間は「食物連鎖の環」から外れた位置に立たされてしまっているように思うのです。
人間だけが円環していないように見えるのです。

だから、その「環」をつなぐような方向で考えていかないと、人間だけが浮き上がってしまうように思えるわけなのです。


どうすれば、それができるのかは、わたしにはわかりませんけれど、少なくとも、「競争」や「淘汰」と言った、そちら側の法則ではないのだろうなと。

そこからは、すでに外れてしまっているわけですから。


だから、人間が協調しようとしたり、助け合ったりするのは、必ずしも、善・悪とか正義の問題でもないように思うのです。

つまり、もう少し大きな枠組みの原理に基づいているのかなと。


そんな中で描くことが出来得る人間社会の未来像は、SF映画に出て来るような無機質的な世界などではなく、いや、それとは正反対の、いまだかつて、人間が経験したことがないほど「人情味」があって、過去には有り得なかったほど、濃密に有機的な空気が充満した空間なのではないのかなと。


そんな風に空想するときもあります。




関連記事

管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ふたつ

Author:ふたつ
※トップ画面とプロフィール画像の絵は習作として描いた絵です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

自分自身の制作に対する姿勢を示した「宣言文」をブログの形で発表するのは、筋が違うのかとも思いますが、このような形しか思い当りませんでした。
ご容赦ください。
興味のない方にはたぶん面白くないでしょう。

ただ、私はここに書いたことがこれから確実に起きることだと思っています。
と言うよりも、すでに起きていることだと思っています。
「天才の時代」は、もう終わらせなければいけないと思うのです。
「天才」なんてもう何処にも居ないのだと思うのです。
「天才」は、もう誰にとっても必要ないモノに成っているんじゃないでしょうか?。
「普通の人」が、もっともっと芸術に関われるようになったら、
少しいいんじゃないかと思います。

いえ、芸術に限った話でもないのです。
全てのことが、今よりもっと「普通」でいいんじゃないでしょうか?
「個性とは実は最も普通なことなのではないのか?」
私はそんな風に思うのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

1960年の生まれです。
横浜在住です。
過去に何一つ実績と言えるものはありません。
30歳に成った頃、絵を描き始めました。
その後、細々と美術に関わる仕事をしていましたが、自己作品の制作にはあまり積極的とは言えませんでした。
2013年のはじめ頃から、自己作品に対する欲求が生まれ、現在は妻の収入に頼って、ようやく制作に漕ぎ着けております。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

読みづらいところもあるかとは思いますが、読んでみて下さい。


リンクはご自由にどうぞ

QRコード

QR