FC2ブログ

「創作」とは「意味」を創り出すことだと思うのです



芸術の創作においては、作者の『創りたい』と言う「衝動」以外の余計なものが、なるべく入らない方がいいと思うわけです。

つまり、無目的であることと言うか、無意味であることと言うか、無作為であることというか、そういった、「無」から始めることがいいように思うわけです。

そこに目的や意味があると、どうしてもそのために純粋性が失われてしまうように思われるわけです。


もちろん、目的を持って創られる「芸術」もあっていいのでしょうが、あくまで、私が考える「芸術の中心」にあるものについての話です。

その目的や意味というのは、どんなことを言っているのかといえば、わかり易いことで言えば、『売れそうな作品を作ろうとする』とか、『人に褒められるようなものを創ろう』とか、というようなことですね。

はじめの段階では、そういう「意図」を含まない、「衝動」があった方がいいように思うわけです。
やはり、そこは単純に「創りたい」であるのがいいように思うわけですね。


ここで、この「無」から始めることと、作品自体が「無」であることは違うと思うわけです。
つまり、作品自体が「無意味」や「無目的」、「無作為」である必要はないということです。


制作を始めるにあたって、「目的」や「意味」を”想定してしまう”ことと、作品に「意味」を”与える”ことは、全く違うことだと思うわけなのです。

と言うよりは、「無」から始めて制作していく過程で、そこに「意味」を創り出していくことこそが「創作」と言う作業なのだと、私は思うわけなのです。


また、そこに「意味」を創り出すことこそが、「芸術の創作」であるからこそ、当然、はじめの段階では「意味」が無い方がイイのだと思うわけです。

「意味」があっては「ダメだ」とは言いませんが、「無」から始めることで、「創造の領域」を広く取ることが出来るということだと思います。


だから、「無」から始めて「無」に着地している芸術作品と言うのは、「創造なき芸術」だと思うわけです。
だから、『意味なんかないですねぇ~』と言うのは、トンチンカンだと思うのです。


でも、それも『ダメだ』とは思いません、
ただ、私はそれを「芸術の中心」から遠い所に”ピン止め”するということです。


どうしても、「無意味」・「無目的」と言うと、短j楽的なものと思われがちですけれど、それは「意味」を創り出すための「無意味」であり、新たな「目的地点」を開拓するための「無目的」なわけです。


世の中に既存のものと言うのは、すべからく「意味」を持っていますから、敢えて、そこに一旦「無意味」を設定する必要があるということに成るわけです。


そして、そこからどこまで充実した「意味」を創出できるかが、その作品の真価であるのだと、私は思っているというわけなのです。


だから、作品について問われたら、『意味はあります』ということが出来るように、「意味」のあるものを創っていきたいものだなと。
否、「意味」そのものを創り出していけたらなと。


そのように思っております。

『なかなかできないですけどね』




関連記事

管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ふたつ

Author:ふたつ
※トップ画面とプロフィール画像の絵は習作として描いた絵です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

自分自身の制作に対する姿勢を示した「宣言文」をブログの形で発表するのは、筋が違うのかとも思いますが、このような形しか思い当りませんでした。
ご容赦ください。
興味のない方にはたぶん面白くないでしょう。

ただ、私はここに書いたことがこれから確実に起きることだと思っています。
と言うよりも、すでに起きていることだと思っています。
「天才の時代」は、もう終わらせなければいけないと思うのです。
「天才」なんてもう何処にも居ないのだと思うのです。
「天才」は、もう誰にとっても必要ないモノに成っているんじゃないでしょうか?。
「普通の人」が、もっともっと芸術に関われるようになったら、
少しいいんじゃないかと思います。

いえ、芸術に限った話でもないのです。
全てのことが、今よりもっと「普通」でいいんじゃないでしょうか?
「個性とは実は最も普通なことなのではないのか?」
私はそんな風に思うのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

1960年の生まれです。
横浜在住です。
過去に何一つ実績と言えるものはありません。
30歳に成った頃、絵を描き始めました。
その後、細々と美術に関わる仕事をしていましたが、自己作品の制作にはあまり積極的とは言えませんでした。
2013年のはじめ頃から、自己作品に対する欲求が生まれ、現在は妻の収入に頼って、ようやく制作に漕ぎ着けております。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

読みづらいところもあるかとは思いますが、読んでみて下さい。


リンクはご自由にどうぞ

QRコード

QR