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”何処かに向かって行きたい”のです



現在、「芸術」に新たな方向性が見つけにくい状況になっているわけです。
でも、逆に「芸術」に関しては、全ての方向性が許されているとも言えると思うわけです。


現在は「芸術」に関する枠組みが解体されて、不定形の「漠然とした雰囲気」だけが「芸術」を「芸術」足らしめているといってもいいと思うのです。

つまり、あらゆる方向へ向かうことが肯定されたことで、方向と言うもの自体の意味が無くなってしまったわけなのです。

どこかに向かって進んでいても、それは違う視点から見れば、「前進」ではなく「後退」であるのかもしれないわけだし、また、違う観点をもってすれば、止まっているということなのかもしれないわけです。


方向に意味がなくなった以上、”何処かに向かって行く”ということが出来なくなってしまったわけなのです。


でも、やはり”何処かに向かって行きたい”わけです。
人間には”何処にも向かわずに”何かをすることは出来ないように思うのです。

ですから、私は、「下」へ向かおうと思うのです。
「深さ」へ行こうと思います。


「深さ」の意味は人によって違うでしょうが、これまでは、「深さ」も「高さ」に変換されてしまっていたように思うのです。
だから、常に「深さ」は、上等なことでしたし、良いことだったわけです。

でも、私はこれから、真っ暗で何も見えない深海のような「深み」へ向かおうと思っています。

それは、上質への飛翔でも、良いことへの邁進でも有りませんが、その「下」へ向かう、暗闇の中での手探りが、”方向性を持たない方向”のように思われるわけです。


意味のある言葉にはなりませんが、それでいいわけです。
それが”方向性を持たない方向”ということなのだと思うのです。


まったく不確かですけれど、そこにしか行くところが無いように思われます。
でも、”何処かに向かって行きたい”ので、そこに行くわけです。

トンネルではないので、たぶん出口はありません。
進めば進むほど、暗くなるのでしょう。

でも、それでいいわけです。
”何処かに向かって行く”ことができれば、
何かをしたことにはなるのでしょう。

私は、”何処にも向かわずに”何かができる気がしませんから、
そうするしかないのかなと。

つまり、私の分際に許される限度が、そこら辺なのかなと。


そんな風に思っております。




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プロフィール

ふたつ

Author:ふたつ
※トップ画面とプロフィール画像の絵は習作として描いた絵です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

自分自身の制作に対する姿勢を示した「宣言文」をブログの形で発表するのは、筋が違うのかとも思いますが、このような形しか思い当りませんでした。
ご容赦ください。
興味のない方にはたぶん面白くないでしょう。

ただ、私はここに書いたことがこれから確実に起きることだと思っています。
と言うよりも、すでに起きていることだと思っています。
「天才の時代」は、もう終わらせなければいけないと思うのです。
「天才」なんてもう何処にも居ないのだと思うのです。
「天才」は、もう誰にとっても必要ないモノに成っているんじゃないでしょうか?。
「普通の人」が、もっともっと芸術に関われるようになったら、
少しいいんじゃないかと思います。

いえ、芸術に限った話でもないのです。
全てのことが、今よりもっと「普通」でいいんじゃないでしょうか?
「個性とは実は最も普通なことなのではないのか?」
私はそんな風に思うのです。

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1960年の生まれです。
横浜在住です。
過去に何一つ実績と言えるものはありません。
30歳に成った頃、絵を描き始めました。
その後、細々と美術に関わる仕事をしていましたが、自己作品の制作にはあまり積極的とは言えませんでした。
2013年のはじめ頃から、自己作品に対する欲求が生まれ、現在は妻の収入に頼って、ようやく制作に漕ぎ着けております。

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読みづらいところもあるかとは思いますが、読んでみて下さい。


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