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「オリジナリティ」は大事なのでしょうが・・・



芸術において、やはり、「オリジナリティ」は大事だと思うわけですが、「オリジナリティ」が目的なのかと言われれば、『それは違う』と言わざるを得ないのです。

それは、結果的に出てきてしまうものなのかなと。

「オリジナリティ」がある作品は、ほかのものよりも目立つし、インパクトが強くなるから、受け入れられやすいのは、確かなことでしょう。
でも、それは「驚き」であって「感動」ではないわけです。

人を感動させるようなものをつくりたいのであれば、何かを「ネラッテ」はいけないのじゃないかなと。
「ネラッテ」出てきた「オリジナリティ」と言うのが結構イヤラシイわけですよね。

実を言えば、「オリジナリティ」を出さないことのほうが難しいわけで、その人が、もともと持っている「癖」や「感覚」というのは、隠そうとしても結構出てしまうものですから、「ネラウ」必要はないハズなんですけど、人には、隠したい「個性」というものもあって、「格好悪い感じ」や「下手っぽく見えるところ」は、誰でも隠したいと思ってしまうわけですね。

それを打ち消して見えなくすることを、技術と呼んでいたりすることもよくあるわけですよね。


「オリジナリティ」は「ネラッテ」出そうとしなくても、はじめからそこにあるわけで、むしろ付きまとってくるといってもいいほどなんじゃないでしょうか?

そこで、「嫌な個性」をうまく消して、「いい感じのオリジナリティ」を出している作品と言うのが、私は少し嫌いです。


 ※さらに、付け加えると「オリジナリティ」とは「人と違うこと」ではなく、「自分であること」
  だと思うわけです。
  そこのところが、「芸術の20世紀」にはいってから、徐々に「オリジナリティ」=「人と違う
  こと」と言う形に固められて行ってしまったんだと思いますね。
  そのことによって、「自分であること」とが二の次にされてしまうという本末転倒が起きて 
  しまっていると思うわけです。

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