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「娯楽」は多い程いいのか?



「娯楽」は、人間にとって必要なものだと思うわけです。
やはり、「娯楽」が一切なくなってしまうと、殺伐として”心がスサンデ”きてしまうのだと思います。

でも、それは”多い程いい”のでしょうか?


「昔は娯楽が少なかったから」などと言うとき、『娯楽は多い方がいい』と言う前提で言ってしまったりするわけですけれど、『本当に娯楽って多いほどいいのか?』と考えることが少ないわけです。

でも、最近になって多種多様な「娯楽」がある割には、『”楽しさ”は増えているのだろうか?』と思うときがあるわけです。

そこで、『娯楽は多い方がいいのか?』
いや、それ以前に『娯楽というのは増やせるものなのか?』と考えるわけなのです。


実は、「娯楽」や「楽しさ」は増やしたりできないんじゃないのかなと。

実際、若いころを振り返って『昔は娯楽が少なかったからねぇ』と語る人は、いつも決まって、懐かしそうな目をしているわけです。
そういう人が、「娯楽の海」の中を泳いでいるような今の子供や若者を見て、心の底から、羨ましそうにしているのを、あまり見ない気がします。


本当に「娯楽」や「楽しみ」が増えているならば、それらが少ない時代に生まれたことを”損した”と思うでしょうし、そのことが顔に出るはずだと思うのです。


要するに、その時代、「娯楽が少ない」ということ自体が、一種の「娯楽」だったということなんじゃないのかなと。
そして、それは十分に”楽しくて”、十分に「すばらしい娯楽」だったということなのだと思うのです。


つまり、「娯楽」の種類を増やすことは出来ても、「娯楽」や「楽しみ」の量を増やすことは出来ないのかなと。

そして、もしかしたら、「娯楽が少ないこと」っていうのは「究極の娯楽」だったりするのかなと。


そんなことを思いました。





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