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「哲学を持った芸術」と「芸術を持った哲学」



「哲学」と「芸術」という二つは、人間の精神活動の中で、最も重要な二本の柱だと思うわけです。
そして、この二つの要素がないと、他のどんな分野においても、「人間の精神」にとっての価値が高いものは、生み出されないのだと思っているわけなのです。


つまり、「哲学のない〇〇」や「芸術のない〇〇」というのは、「人間の精神」に十分な満足を与えてくれるようなものにはならないと思うのです。


もちろん、「哲学」や「芸術」がなくても、実用性や功利性において価値のあるものはたくさんあるわけですけれど、それらが、さらに「人間の精神」を満足させるようなものと成るには、この二つがどうしても必要になってくるのだと思うのです。


そして、この二つを同時に兼ね備えたものが理想的だということなんでしょう。
さらに言えば、「哲学」には「芸術」が、「芸術」には「哲学」が必要なんだとも思うわけです。


つまり、「哲学を持った芸術」と「芸術を持った哲学」が、「芸術」と「哲学」の理想形であるということに成るわけです。


そして、これらのものがあらゆる物事にかかわっていくことで、「社会」や「文化」が豊かになっていくんじゃないかと思っているわけです。


そう考えると、現在の日本の「学問」や「教育」のあり方というのは、どう考えても、片手落ちな気がしてしまうわけです。

まず、「哲学」に関しては「学問」としても「教育」としても、一般的には、あまり重要視されているように思えませんし、「学問」全体の中で「哲学」は孤立してしまって、唯我独尊の立場にあるように見えます。

「芸術」に関しても、その作品自体や有名な作家のことについては知られていても、「芸術」自体のことを考えるというような、「芸術の核」に当たる部分については、ほとんど、重視されることがないように思われるわけです。


もし、これから世界が一つにまとまっていくということがあるならば、「芸術を持った哲学」と「哲学を持った芸術」が実現されていくような「世界」を作っていけたら、それは、「今より少しいい世界」に成るんじゃないのかなと思うわけです。


つまり、そんな「世界」になったら、「人間の精神」にとって居心地がよくなるんじゃないのかなと。

そんな風に空想してみるわけなのです。
(そんなに、うまくはいかないか?)




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