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「芸術」は「立場」によって作られる



「芸術」っていうのは、「絵が上手い」とか「手先が器用」とかということじゃないと思うわけです。


「じゃあ、どういうことなのか?」ということなんですけど、一つには、「立場」なんだと思うわけです。
『作者の立場が芸術を作る』という要素があると思っているわけなのです。


世界の中で、その人が立っている位置っていうのがあると思うんですよね。

例えば、会社や職場だと、役職や担当部署で「立ち位置」が分かれてくるので、わかり易いわけですが、広い意味での社会全体の中では、その人がどういう位置に立っているのかが見えにくく成るわけです。

それでも人間は、無意識に服装や髪形などの外見的なものから、言葉使いや仕草などの行動に至るまで、あらゆることで自分の「立ち位置」を示しているのだと思うのです。


そして、「芸術家」の「立ち位置」はと言うと、常に「中立」であるということなんじゃないかと思っているわけです。
つまり、「普遍的な位置」にいるということですね。


「中立」と言うと、なんとなく簡単そうですが、あらゆる局面で「中立」でいるということは意外と難しいことなんだと思います。

そして、そういう「中立的な立ち位置」に立っているということで、必然的に「普遍的な作品」が生まれてくるようになっているんじゃないかと思うわけです。


つまり、「芸術」は「普遍的な立ち位置」によって創られるのかなと。
と言うことは、極端な位置に立っていることは、決して「芸術的な位置取り」でもないのかなと。


そんな風に思っているわけです。



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