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「ボヤケタモノ」を鮮明に描く



「抽象絵画」は「具象表現」から抜け出すこと、つまり、「形を崩すこと」や「形を使わないこと」に終始してきたんじゃないかと思うわけです。
でも、この考え方で絵を描こうとしていくと、どうしても方向性が見えなくなってきて、最終的には行き場を失ってしまうんじゃないかと思ったわけなのです。

『ここに居て、いくら頑張ってもダメなんじゃないか?』と感じてしまったわけですね。


でも、「抽象表現」は捨ててはいけないものだと思いましたし、実際、それを捨ててしまったら、それこそどこにも行き場がないと思ったんですね。


そこで、「形のあるもの」の「形」を排除しようとしたり、「形のないもの」を、そのまま「形のないもの」として描こうとするのはやめて、反対に、「形のないもの」や、自分には「形が見え難いもの」、言ってみれば、「ボヤケタモノ」を、何とかより鮮明に描こうとするという考え方でやってみようと思っているわけです。


要するに、「物質的なもの」を「非物質的に描く」とか、「非物質的なもの」を、そのまま「非物質的に描く」とかいうことをやめて、「非物質的なもの」を「物質的に描く」ようにしようということですね。


そうすることで、描き始めの「入り口」のところでは苦労するんですが、いつもナントナク「出口」が見えているという感じがあるんですね。

それで、少し「抽象表現」が”ラク”に成ったような気がしています。
自分だけが、勝手にそう思ってるだけなのかも知れませんけど、実体感のないものを、そのまま絵に描こうというのは、実は、はじめから不可能だったんじゃないかと思うんですよね。

それができれば理想なのかも知れませんけど、人間にはできないことなんじゃないかと言う気がするんですね。


それで、『「非物質的なもの」に「物質的な実体感」を与えるように描く』ということをやっているわけです。


もちろん、だからって”簡単”に成ったっていうわけでもないんですよ。
”気分的にラク”に成っただけなんですけどね。

でも、「出口」が見えていることで、「その先」があるんじゃないかなっていう気になれるんですよね。


今のところ、そういう考えでやっていこうかなと。


そんな風に思っているわけです。



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プロフィール

ふたつ

Author:ふたつ
※トップ画面とプロフィール画像の絵は習作として描いた絵です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

自分自身の制作に対する姿勢を示した「宣言文」をブログの形で発表するのは、筋が違うのかとも思いますが、このような形しか思い当りませんでした。
ご容赦ください。
興味のない方にはたぶん面白くないでしょう。

ただ、私はここに書いたことがこれから確実に起きることだと思っています。
と言うよりも、すでに起きていることだと思っています。
「天才の時代」は、もう終わらせなければいけないと思うのです。
「天才」なんてもう何処にも居ないのだと思うのです。
「天才」は、もう誰にとっても必要ないモノに成っているんじゃないでしょうか?。
「普通の人」が、もっともっと芸術に関われるようになったら、
少しいいんじゃないかと思います。

いえ、芸術に限った話でもないのです。
全てのことが、今よりもっと「普通」でいいんじゃないでしょうか?
「個性とは実は最も普通なことなのではないのか?」
私はそんな風に思うのです。

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1960年の生まれです。
横浜在住です。
過去に何一つ実績と言えるものはありません。
30歳に成った頃、絵を描き始めました。
その後、細々と美術に関わる仕事をしていましたが、自己作品の制作にはあまり積極的とは言えませんでした。
2013年のはじめ頃から、自己作品に対する欲求が生まれ、現在は妻の収入に頼って、ようやく制作に漕ぎ着けております。

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読みづらいところもあるかとは思いますが、読んでみて下さい。


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