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「機能美」と「意匠美」



「デザイン」と言う言葉がありますけど、そもそも「デザイン」って何なんですか?と言われると、ちょっと困ったりもするわけです。


そこで、「デザイン」をまとめると、「機能美」と「意匠美」の二つに集約されるんじゃないかと思うんですね。


「機能」を追究していくと、「無駄のない美しさ」が生まれてきます。

それとは逆に、「機能」とは無関係の「意匠的な美しさ」を追究していくと、なぜか使いやすいものが出来てきたりもします。


もちろん、必ずそうなるというわけではありません。
でも、かなりの確率で、機能的なモノには「ある種の美しさ」がありますし、「美しい意匠」を凝らしたモノは「機能的」にできています。

そうなると、この二つは同じものなんじゃないか?と成るわけですが、やっぱり、どこかが違うわけですね。


まず、「機能美」の方は、無駄がないのでシンプルですね。
言い換えれば「簡素」です。

「意匠美」の方は、無駄があるんですね。
「簡素じゃない」わけですね。
良く言えば「コッテル」、悪く言えば「コテコテ」、もっと悪く言えば「ゴテゴテ」ですね。


単純化して言うと、「機能美」は「最小限の美しさ」で、「意匠美」は「最大限の美しさ」ですね。

どっちが好きかは、好みによって分かれるところだと思いますけど、私は、両方ともそれぞれイイと思うんですよね。
どっちも捨てがたいっていうんですか?


「一本の線の美しさ」みたいなのもイイし、「華美な装飾」みたいなのも”ハマッタ”時にはイイと思うわけですね。


この二つを融合することは出来ないのかも知れませんが、もしも、それができたら、さぞ美しいモノに成るんでしょうね。

そういうことをやろうとするのが、私にとっての「芸術」ですね。
そして、その時点で「デザイン」ではなくなるんだと思います。


そういうことを考えてみました。




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