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「手段」は「手段」



「芸術」も「哲学」も、とにかくすべての「文化」や「学問」と言うのは、全部「手段」に過ぎなくて、それ自体が「目的」であるものは無いように思うわけです。


つまり、それを達成すること自体には、それほど大きな意味はないということですね。


じゃあ、何に意味があるのか?と言えば、けっきょく「人間の幸福」なんだと思うわけですね。

実際は、「人間の幸福」だって、「究極の目的」と言えるのか?と言われれば、なんともいえないところでしょうが、そこから先を考えるとキリがないので、まぁ、そういうことでいいんじゃないかと思うわけです。


さて、それじゃあ、何が「人間の幸福」なのか?と言えば、それは「楽しいこと」なんじゃないのかなと。
まぁ、そんな風に思うわけです。


それで、いま「楽しいこと」っていったいナニなんでしょうね?
「娯楽」でしょうか?
「豊かさ」でしょうか?
「学び」や「気づき」でしょうか?


「娯楽」が得られれば、「感情」を通じて「楽しい」と感じるでしょうし(芸術」による「感動」もこれに含まれるんでしょうね)、「物質的な豊かさ」が得られれば、「身体」や「本能」を通じて「楽しい」と感じるでしょうし、「学びや気付き」が得られれば、「思考」を通じて「楽しい」と感じるでしょう。
(「宗教」や「哲学」がこれに当たるのでしょう)

他にも、いろいろあるでしょうが、いずれにしても、「人間」は基本的に「欲張り」ですから、一つでは満足しないわけですね。
それどころか、なんでも全部欲しいと言った感じです。

でも、「全部」なんても無理ですから、いつも満足できないわけですね。


しかも、世の中が発達するにつれて、「情報」が増えていきますから、その分、「幸せの種類」が増えて、それなのに『全部ほしい』と言うところは変えようとしませんから、ドンドン、「満足」から遠ざかって行くわけですね。


そんな中で、唯一ほとんど変わらない「満足度NO.1」の「人間の幸福」と言えば、それは、「人間同士のつながり」なんじゃないかと思うわけです。

これだけは、「人間」が「人間」である限り、変わらないんじゃないでしょうか?

それなのに、現在は、「情報」に振り回されますから、そのことが、どうしても見えなくなるわけです。
それで、「人間性」をナイガシロにしてしまうことが、とても多くなっているわけですね。


だから、現在「芸術」にしても「哲学」にしても、とにかくすべての分野が、「人間性」を追究していく必要が出てきているんじゃないかと思うわけです。


そういった、「全ての分野」は、全部「手段」に過ぎないと思いますから、それら自体に「目的」を設定するのではなく、「手段」として活用するために、今、必要なのは「人間性の探求」なんじゃないのかなと。


さて、「芸術」で、「人間性を追究しよう!」と言う意識でやっている人って、どれくらいいるんでしょうかね?


「人間性」を大切にしている人が「芸術」をやっていることは多いんじゃないかと思いますけど、それなのに、その人が、必ずしも「芸術」で「人間性を追究しよう!」と思っているとも限らないような気がします。

今、全ての人に分け隔てなく「幸福」をもたらす可能性があるのは、「人間的なモノ」なんじゃないかと思うんですね。

そういう方向でやって行く人が、もう少し居てもいいのかなと。


そんな風に思っているわけです。




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プロフィール

ふたつ

Author:ふたつ
※トップ画面とプロフィール画像の絵は習作として描いた絵です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

自分自身の制作に対する姿勢を示した「宣言文」をブログの形で発表するのは、筋が違うのかとも思いますが、このような形しか思い当りませんでした。
ご容赦ください。
興味のない方にはたぶん面白くないでしょう。

ただ、私はここに書いたことがこれから確実に起きることだと思っています。
と言うよりも、すでに起きていることだと思っています。
「天才の時代」は、もう終わらせなければいけないと思うのです。
「天才」なんてもう何処にも居ないのだと思うのです。
「天才」は、もう誰にとっても必要ないモノに成っているんじゃないでしょうか?。
「普通の人」が、もっともっと芸術に関われるようになったら、
少しいいんじゃないかと思います。

いえ、芸術に限った話でもないのです。
全てのことが、今よりもっと「普通」でいいんじゃないでしょうか?
「個性とは実は最も普通なことなのではないのか?」
私はそんな風に思うのです。

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1960年の生まれです。
横浜在住です。
過去に何一つ実績と言えるものはありません。
30歳に成った頃、絵を描き始めました。
その後、細々と美術に関わる仕事をしていましたが、自己作品の制作にはあまり積極的とは言えませんでした。
2013年のはじめ頃から、自己作品に対する欲求が生まれ、現在は妻の収入に頼って、ようやく制作に漕ぎ着けております。

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読みづらいところもあるかとは思いますが、読んでみて下さい。


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