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人は人を変えられない?:人にしか人を変えることは出来ない



カウンセリングなどの精神医学の分野では、『人を変えることは出来ませんよ』と言われたりするらしいですが、実は、人が変わることはありますし、そういうときに、何によって変わったのかと、よくよく考えていくと、ほとんどの場合「人」によって変わっているんじゃないかと思ってしまうわけなのです。


ここには、一種の「言葉の仕掛け」があって、『人は変えられない』と言っているのは、じつは、『人を自分の思い通りに変えることは出来ない』ということなんでしょう。

これ、よく読んでみると実に当たり前なんですねぇ。
そんな都合のいい話があるわけがないっていうようなことですよね。


でも、『人を変えることは出来ませんよ』とカウンセラーや精神科医に言われると、目から鱗が落ちたように、『あっ、そうか、人を変えようとしていた自分が間違っていたのか』ということに成って「人は変えられないと言う定説」が出来上がってしまうわけです。


しかし、です。

現実には、人が変わることは、めったに無いかも知れませんが、あります。
そして、それは、ほとんどの場合「人」によって変わるんじゃないかと思うのです。


そういうことって言うのは、「人と人の関係」において、「最もスバラシイ出来事」なんじゃないかと思うわけですけど、その前に『人は変えられない』を「定説」にしてしまうと、その「最もスバラシイ出来事」の機会が奪われてしまうような気がするわけですね。


だから、『人を変えることは出来ない』と言い切ってしまわないで、『人は自分の思いどうりには出来ない』
『でも、人との関わりで、変わる人が居るかもしれない』と言う風な感じにしておいてもいいんじゃないかと思いますね。


ちなみに、『人が変わる』のは、「自分のために犠牲を払う人」に出会ったときだと思いますね。

「小さい犠牲」で変わる人もいるでしょうし、「非常に大きな犠牲」を求める人もいるでしょうが、その「犠牲」が払われたときにしか『人は変わらない』ように思いますね。


そして、当然のことかもしれませんが、そういう「犠牲」を払う人は、ほとんどいませんから、『めったに人は変わらない』ということですね。


『人を変えることは出来ませんよ』と言われて、ほとんどの人が『そうか、自分が変わればいいんだ』と言う方向に促されるんじゃないかと思いますけど、ケッキョク、自分が変わるのも「誰かの犠牲に直面した時」ですから、自分だけでは、本当には変われないと思いますね。


変わったように見えても、すぐに元に戻っちゃうんですね。
「人間」って、そういうものだと思います。


やっぱり、本当の意味での「人間同士の関係」の中で、人は変わっていくモノなんだと思います。


そして、そういう関係をつくることこそが、人間が生きている唯一の「意味」なのかも知れないなと。

そんな風に思っているわけですね。



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