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「人が魅了されるモノ」



「芸術作品」を鑑賞する時に、人が惹きつけられているポイントってナニなんでしょうね?
それは、「自分にはないモノ」なんじゃないでしょうか?


つまり、「他者」ですね。
鑑賞者にとって、「自分」は「現実」であって、「他者」=「作者」は「異・現実」だと思うんですね。


そして、人は「自分」=「現実」に親近感を覚えますし、受け入れやすいわけですが、実は、「他者」=「異・現実」に惹きつけられているんだと思うわけです。

でも、惹きつけられてはいても、「他者」ですから、拒否感も強いわけで、抵抗があるんですね。


そこで、「作者」としては、その拒否感を乗り越えるために、より一層、鑑賞者にとっての「他者」であろうとするわけです。

つまり、「作者」が「自分性」を強く出せば出すほど、鑑賞者にとっては「他者性」が強く成るわけですね。
当然、拒否感も強く成るわけですけどね。


そうやって、「作者」の「自分性」が、鑑賞者の「拒否感」を超えたときに、人は魅了されるんだと思います。


そして、そういうやり取りこそが、「芸術の創り出す意味」なんじゃないのかなと。

そういう風に思うわけです。


だから、「自分性」をどこまで出すことが出来るのか?ということが、人を惹きつけるポイントであり、また、「芸術の創り出す意味」でもあるんじゃないかと思うわけですね。

要するに、「自分」を徹底的に見つめて、そこで見出した「自分性」を出来る限り表現していくということが、人を惹きつけることにつながるんじゃないのかなと。


そんな風に思っているわけです。



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