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「芸術」に「肉体」を取り戻す(つづきのつづき)



前の記事からの続きに成ります。


「芸術の20世紀」に置いて、「芸術」は「肉体」を失ったために、「20世紀美術」は「虚構の世界」になってしまったんじゃないか?と言う話でした。


さて、「芸術」が失っている「肉体性」を取り戻すにはどうすればいいのか?と言うことですね。


前の記事で、「具象性」を取り戻すことで、「肉体性」も復活されるんじゃないか?と言いましたが、どのような形で、「具象性」を取り戻せばいいのかということです。


以下、まったくの身勝手な自説ですので、アシカラズ。


これも、前の記事で書いたことですけど、「具象性」が失われる前の「芸術」に置いても、「具象」と「抽象」は両立していたんだと思います。


それは、「具象」と言う枠の中に「抽象性」を取り込むという形で、両立していたんだと思うんですが、今度は、「抽象」と言う枠の中に「具象性」を取り込んでいけたらいいんじゃないかなと思っているわけです。


つまり、昔は、「具象」が中心で、その中にスパイスのようなものとして、「抽象性」が使われていたのに対して、今度は、「抽象」を中心に据えて、「具象性」をスパイスとして使っていけたらいいんじゃないかと思うわけですね。

と言っても、どうすればいいと言っているのかわからないでしょうが、それは当たり前のことで、その「どうすればいい」は個々の作家が考えて見つけ出すことですから、ここで「どう、こう」と言えるわけがないということです。


 ※以下、主に「絵画」についての話です

ここで言えることと言えば、これは、私が考えることにすぎませんけど、「具象性」とは「立体的な形による表現」を指しているんじゃないかと思うわけです。
その「形」が「現実のモノの形」であれば、いわゆる「具象表現」ということに成ります。

そして、その「形」が「非現実のモノの形」である場合は、「抽象表現の中に取り入れられた具象性」ということに成るんじゃないかと思っています。

さて、そこで、「芸術」に「肉体」を取り戻すことに対する、あくまで、私なりの勝手な結論をいわせていただければ、

 ※これも、主に「絵画」の話です。

1.「平面性」にヒキコモルのはやめて、「立体表現」を取り入れよう!

2.「現実の形」を写し取るのではなく「形」を創り出そう!

3.「色」を”上手くまとめる”のはやめて、「色」は”非常識な幅”で使って行こう!

4.どんなに伝えにくいことでも、伝えようとし続けよう!


「平面性」を重視した画面を作れば、その絵は「デザイン的」に成って、ある意味で”オシャレな絵”や”センスのいい絵”に成るんでしょうが、「肉体性」は失われていきます。

そこは「オシャレ」や「センス」を捨てて、「肉体」を取ろうということですね。


「現実の形」を使わずに、「形」自体を作って行くことで、そこに、「その作品の中にしかない”意味”」が生み出せるんじゃないかということです。


「色の幅」を広く取ることで、「表現の幅」も広げられるんじゃないかと思っているわけです。
つまり「創り出した意味」を更に「増幅」するということに成ります。


「ムズカシイこと」をやろうとする時に、出来なくても「やろうとし続けること」が、最も重要なことなんじゃないかと思うんですね。
私が考える範囲では、それが最も「芸術的なこと」ですね。


と、こんな感じで、私は考えております。



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プロフィール

ふたつ

Author:ふたつ
※トップ画面とプロフィール画像の絵は習作として描いた絵です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

自分自身の制作に対する姿勢を示した「宣言文」をブログの形で発表するのは、筋が違うのかとも思いますが、このような形しか思い当りませんでした。
ご容赦ください。
興味のない方にはたぶん面白くないでしょう。

ただ、私はここに書いたことがこれから確実に起きることだと思っています。
と言うよりも、すでに起きていることだと思っています。
「天才の時代」は、もう終わらせなければいけないと思うのです。
「天才」なんてもう何処にも居ないのだと思うのです。
「天才」は、もう誰にとっても必要ないモノに成っているんじゃないでしょうか?。
「普通の人」が、もっともっと芸術に関われるようになったら、
少しいいんじゃないかと思います。

いえ、芸術に限った話でもないのです。
全てのことが、今よりもっと「普通」でいいんじゃないでしょうか?
「個性とは実は最も普通なことなのではないのか?」
私はそんな風に思うのです。

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1960年の生まれです。
横浜在住です。
過去に何一つ実績と言えるものはありません。
30歳に成った頃、絵を描き始めました。
その後、細々と美術に関わる仕事をしていましたが、自己作品の制作にはあまり積極的とは言えませんでした。
2013年のはじめ頃から、自己作品に対する欲求が生まれ、現在は妻の収入に頼って、ようやく制作に漕ぎ着けております。

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読みづらいところもあるかとは思いますが、読んでみて下さい。


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