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「ビンボーな絵描き」は減ったのか?



昔から、「絵描き」はビンボーと決まっているものです。
ところが、現時点で、「ビンボーな絵描きさん」なんてあまり見ないわけです。


いや、実際は、そこそこ居るだろうとは思いますけど、「昔と比べると」と言う話ですね。
と言っても、「絵描きさんがビンボーな確率についての正確なデータ」なんてあるわけないんで、かなりいい加減な話ではありますが、少なくとも、昔のように「絵描きさん」=「ビンボー」ではなくなっているような気がするんですね。

でも、じゃあ、「絵描き」が「稼げる職業」に成ったのかと言うと、そんなわけはなくて、今も昔も、その点は全く変わっていないような気がします。


だとしたら、なんで、「やつれて貧相な絵描きさん」をあまり見ないんでしょう?


おそらく、それは、「絵に専念する絵描き」が少ないからなんだと思うわけです。
要するに、他の仕事で収入を得ている人が多いということですね。たぶん。


これは、なにも「アルバイトしながら絵を描いている」みたいな「下積み型のパターン」だけに言えることでも無くて、
「絵画教室」をやって居たり、美術系の学校で講師をしていたりと言う、「ちょっと成功してる型のパターン」でも同じことだと思います。

他の仕事をすることがワルイとは言いませんが、他の仕事をしているということは、要するに「絵に専念していない」と言うことに成るわけです。
(美術関係の仕事だとしても、「自分の絵に専念しているとは言えないでしょうから)

こういうのって、「絵描き」のクイブチが増えて、昔よりも良くなったということなんでしょうか?
それとも、「絵描き」はビンボーなまま、絵に専念していた方がよかったんでしょうか?
 
どっちなんでしょうね?


それについては、よくわかりませんが、確かなのは、「絵に専念している絵描き」が少なくなったということだと思います。


もちろん、時代背景などの条件が違うわけですから、一概に比較はできないでしょうが、少なくとも、「後先考えないで絵に専念している人」が、少なくなったことだけは間違いないような気がします。


で、なにが言いたいのかと言うと、『専念していなくても、芸術を達成することが出来るのか?』っていうことなんですねぇ。

『できないと思います!』

いや、出来る人も居るんでしょうが、圧倒的に少なくなると思いますね。
少なくとも、現在「芸術」が置かれている位置は、そういう位置だと思うわけです。

つまり、現在の「芸術」は、とても難度が高い位置に置かれてしまっているんだと思います。


本当ならば、「芸術」はもっと敷居の低い位置に置かれるべきだと思いますが、今はそう成っていませんから、やはり「専念しないと達成できないモノ」に成っているような気がします。


出来るだけ、早くこの「芸術の置かれている位置」が解放されて、もっと、誰でも近づける位置に置かれるように成ればいいと思いますが、なかなか、そう成りそうな様子はないので、それまでは、「ビンボー絵描き路線」で行くしかないんじゃないかと思うわけです。


とにかく、なんとかして「自分」を「仕事」などの「社会的拘束」から解放しないと、「芸術」に近づくことすらできないというのが、本当の所だと思います。


と言うことで、「ビンボーな絵描き」を積極的に目指していこうと思います。


こういうのって、イイワケみたいに聞こえるんだろうなぁ。
でも、イイワケじゃなくて、本当に思ってることなんで。


こんな風に言うしかないわけのなです。




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