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『「悪い人」が出現するのは、ほとんど「教育」と「環境」のせいだ』とは思いませんが、『もしも、そうだったたら』と言う話



良くも悪くも「教育」や「環境」が人間を作っている部分は大きいと思うわけです。
やっぱり、ドブのような環境の中でスクスクとまっすぐに育つ子は稀だと思いますね。


まぁ、だからと言って、「悪い人間」が居るのは、すべて「教育」と「環境」のせいだとは言いませんけどね。
でも、『もしも、仮に「教育」と「環境」さえ整っていれば、「悪い人間」がほとんど出現しないとしたら』という、非常に興味深い話です。

 ※ここで言う「悪い人間」というのは、「哲学的な考察をもって考えられる
  ところの悪人」のような「究極の悪」という意味ではありません。
  もう少し、平易な意味での、「多くの人が迷惑と感じる人」や「一部の人
  に非情な困難を与える人」のことです。
  単純に言って、「犯罪者」や「犯罪常習者」や、もっと言えば、「ただ単
  なる悪人」をそれぞれの人がイメージしていただければ、それでいいと
  思っています。(その程度の内容なので)

もし、そういうことになれば、当然、「教育」と「環境」に「社会の総力」を結集して、この二つを整備していくようになるでしょう。
・・・・と言いたいところなんですけど、果たしてそう成るでしょうか?

『そうでもないんじゃないの?』と言う気がしますね。


要するに、既にいらっしゃるんですね。
「悪い人」が、「社会の総力」の中に。

しかも、けっこう「社会の総力の中心」に居らしたりします。


だから、「社会の総力」を結集したとしても、そういう人によって「教育」や「環境」の整備が阻止されてしまうわけです。
「悪い人」達にしてみれば「お仲間」が居なくなってしまうわけですから、”おさみしい”んでしょうね。


そうはいっても、そんな一進一退を繰り返しながら、数百年~数千年もかけて、人間は「教育」と「環境」を少しづづ整えてきたわけです。

「それなりの教育」と「それなりの環境」が普及したことは間違いないと思います。


でも、なぜか、「悪い人」が減りません。


つまり、足りないんだと思います。
とくに「教育」ですね。


「教育」はかなり急速に普及してきましたが、「質」が向上していないんだと思うわけです。
要するに、「ムズカシイこと」や「高度で複雑なこと」は、「教育の質」ではないということだと思うわけです。

少なくとも、「悪い人が出現しない社会」のための「教育の質」ではないということですね。


だから、その種の「教育」がこれだけ普及してきているのに、「悪い人」が減らないということでしょう。


これは前にも書いたことがあることですけど、「人間」についてほとんど教えられていません。

「文学」や「道徳」みたいなものを教えていれば、自然とそういった「人間性」も養われていくだろう。
という「成り行き任せ的な方針」に問題があったのは明らかだと思うんですが、どうなんでしょう?


もっと、直接的に「人間であること」を訓練していかないとダメなんじゃないかと思いますね。
「教育」や「環境」が大事、というのと同じように、人間は「訓練したこと」は出来るようになりますが、「訓練していないこと」は出来ないと思います。

つまり、「悪い人」が出現しないような「訓練」が、行われていないということでしょうね。


だから、「教育」がこれだけ普及しているのに、一向に「悪い人」が減らないんだと思いますよ。
それどころか、「やや増えてる?」もしくは「かなり悪質化してる?」という感もあるわけですよねぇ。


とは言っても、そういう種類の「教育」を、ほとんどやってこなかったわけですから、いきなり、何を教えればいいのかがわからないという問題があるわけで、まず、先に、その辺のところをよく研究してノウハウを作ってから、そういうことをやって行けば、きっと、ある程度の成果が表れて来るんじゃないかと思いますね。

ただし、そこで「教育学者」のような立場の人を中心に置いてしまうと、けっきょく、また、同じような繰り返しになってしまうので、そういった人たちは外さないとうまくいかないでしょうね。


少なくとも、そうやっていくうちに方向が定まっていくんじゃないでしょうか?


取り敢えず、「教育」と「環境」さえ整っていれば、「悪い人」が出現しないとすれば、そういうことに成るわけです。


とは言っても、これは、『もしも、仮に「教育」と「環境」さえ整っていれば、「悪い人間」がほとんど出現しないとしたら』という話で、まぁ、実際は、それでも「悪い人」は出てくるわけですから、こんなこと考えてもしょうがないんですけどね。


でも、考えると、少し良くなるような気がしてくるのは不思議なもんです。


『なんなの?この終わり方』


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