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「ギリギリ人間」



このブログでは前から書いていることなんですけど、人間と言うものは、実はまだ「人間未満」なんじゃないかと思っているわけです。

つまり、人間自身が作り出した「人間のイメージ」に人間がついてこれていないと思うんですね。
だから、人間は『けっこう頑張ったなぁ』っていうところまでやって、ようやく「ギリギリ人間」という感じなんだと思うわけです。


これは、人間が今のような社会の形態を持つに至る過程で、動物としての人間とは少し違う、言い換えれば、チョットだけ本能に逆らった、生き方をするようになったことによって、起きて来た現象だと思うわけです。


人間以外の動物においては(たとえば「犬」など)、「犬」と「犬のイメージ」が食い違っているというようなことはほとんどありません。
というよりも、「犬」は「理想化した犬のイメージ」を持っていたりしませんし、その「理想像」を追い求めたりもしません。

「犬」にとっては「現実の犬(自分)」こそが「犬」そのものであって、それこそが、ほぼ「犬のすべて」でもあるわけです。
(というか「犬」というイメージ自体持っていない)


要するに『犬とはこうあるべきものである』という考えが無いわけですね。
それで、「犬」と、犬自身の中にある「犬のイメージ」が一致しているわけです。

もちろん、そういう中で「犬」は「犬」なりに懸命に生きているわけですが、「犬」にとって「懸命に生きる」ということは「犬のイメージ」に追いつくことではないし、「犬のイメージ」を引き上げることでも無いということですね。

それは、まさに「本能の命じるままに生きること」なんだと思います。
(実際には、少しのズレはあるんでしょうが)


一方、「人間」の場合は「実際の人間」と「人間のイメージ」が一致していません。
しかも、その差が年々広がってきています。

そして、そのことが「人間」にとっての弊害に成って来ているわけです。


「人間」の場合は「動物的な本能」とは違った判断を下すときがありますし、それもまた、「人間にとっての習性」に成って来ていて、「本能」と比べても釣り合うくらいに強固なものとなっているわけです。

要するに、現在の「人間」は、いつも「本能」と「理性」の間で身を引き裂かれているような状態に成っているということです。
しかも、そのことがほとんど意識されていないことで、一層そういう現象に拍車がかかってしまうわけなのです。


それで、けっきょく何が言いたいかと言うと、『「ギリギリ人間」でも十分だろう』ということが言いたいわけです。

つまり、そんなに「完全な人間」でなくてもいいんじゃないかと思うんですね。
というか、「ギリギリ人間」くらいでもそれなりに大変だと思うわけです。

「完全な人間」なんて言い出したら、成れる人が地球上に何人いるかわかりません。
(まぁ、一人も居ませんよね)


実は、そのくらい大変なことなんじゃないかと思うんですねぇ。
「人間であること」は。


それを、あまりにも簡単に『それくらいは人間として当然のことだ!』とか、『それができなきゃ人間じゃない!』などと言ってしまうモノですから、その自分の言葉に縛り付けられて、結果的には「本当に人間じゃないようなこと」をしてしまったりもするわけです。

要するに、「無理な理想」を追うことで、かえって悪くなってしまうわけです。


例えば、十回に一回くらいなら「人間以下」をやってしまうこともあるかもしれませんし、百回に一回くらいは「鬼畜」に成るかも知れませんし、それどころか、百回のうち九十回は「ダメ人間」と言うのが関の山なんだと思いますけど、そんなのが「現在の人間の実体」なんだと思います。


でも、それでいいんじゃないかと思うわけです。

むしろ、そういうことを受け入れていけば、少しだけ「人間」に近づけるような気がしますし、それ以上のことをしようとすれば、かえって「人間」から遠ざかると思います。

でも、それ以前に、それ以上のことをする必要もないと思うわけです。


だから、「ギリギリ人間」あたりを目標に生きていこうかなと。

そんな風に思っているわけなのです。

  ※これ、一見低レベルに見えるでしょうが、ゼンッゼン違います。

    『どこが?』

   まぁ、それはまたの機会に。
    


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プロフィール

ふたつ

Author:ふたつ
※トップ画面とプロフィール画像の絵は習作として描いた絵です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

自分自身の制作に対する姿勢を示した「宣言文」をブログの形で発表するのは、筋が違うのかとも思いますが、このような形しか思い当りませんでした。
ご容赦ください。
興味のない方にはたぶん面白くないでしょう。

ただ、私はここに書いたことがこれから確実に起きることだと思っています。
と言うよりも、すでに起きていることだと思っています。
「天才の時代」は、もう終わらせなければいけないと思うのです。
「天才」なんてもう何処にも居ないのだと思うのです。
「天才」は、もう誰にとっても必要ないモノに成っているんじゃないでしょうか?。
「普通の人」が、もっともっと芸術に関われるようになったら、
少しいいんじゃないかと思います。

いえ、芸術に限った話でもないのです。
全てのことが、今よりもっと「普通」でいいんじゃないでしょうか?
「個性とは実は最も普通なことなのではないのか?」
私はそんな風に思うのです。

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1960年の生まれです。
横浜在住です。
過去に何一つ実績と言えるものはありません。
30歳に成った頃、絵を描き始めました。
その後、細々と美術に関わる仕事をしていましたが、自己作品の制作にはあまり積極的とは言えませんでした。
2013年のはじめ頃から、自己作品に対する欲求が生まれ、現在は妻の収入に頼って、ようやく制作に漕ぎ着けております。

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読みづらいところもあるかとは思いますが、読んでみて下さい。


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